約 1,304,990 件
https://w.atwiki.jp/mhp3tar/pages/294.html
剣士 大剣 826 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2012/05/21(月) 03 55 49.70 ID 1D6mzZS7 【クエスト名称】終焉を喰らう者 【討伐or捕獲】全討伐 【タイム】12 45"90 【武器・武器種】煌黒大剣アルレボ・大剣 【スキル】攻撃大・抜刀技・集中・耐震・納刀術 【ドリンクスキル】攻撃大・短期催眠・その他 【オトモ】なし 【画像】http //i2.upup.be/LJ9c8aBL3d 【戦術・備考】 拘束・爆弾・お肉・煙ナシ。 ジョーさん 4505 ティガ 4000 なるにゃん 3714 ジョーさん 通常>怒り>よだれ>怒り>討伐 今回は怒り時の手数維持を意識してみました。 怒り時の基本立ち位置は見てから四股踏みとブレスに抜刀溜め三を入れられるよう向かって右側の腹近く。 タックルがきたら尻尾側にガンダッシュ回り込みから腹へ抜刀斬り(怯みリーチ)>前コロリン納刀。今回はここで噛みつきがきたら被弾しつつ抜刀斬りを入れて怯ませています。 怯みリーチではない場合、抜刀斬り>コロリン納刀>各行動に対応といったかんじです。 ティガ 今までは開幕で丸薬を飲んでいましたが、今回はやめて種にしました。 ティガ着地>頭へ抜刀溜め三>前コロリン納刀>咆哮外間合いかつ尻尾側へガンダッシュ>振り向きに抜刀溜め三>怯み+前コロリン納刀>怒り移行バクステ前に頭へ抜刀斬り>移行バクステ+前コロリン納刀>怒り咆哮をコロリン回避>右向き抜刀斬り>コロリン>乱戦開始。 二回目の抜刀溜め三は尻尾の横あたりから振り向ききったときに当てると、闘技場入り口の方へバクステし、咆哮回避後の抜刀斬りを当てる際にナルガからの攻撃を被弾しにくくなります。 乱戦中は体力が5割前後になったら回復。 なるにゃん まさかのティガレックスを狩ってくれた赤き稲妻。 ティガ討伐後にモフモフしてました。 11分台出せたらまた投稿したいと思います。 ガンランス 827 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2012/05/21(月) 20 01 00.60 ID 96aoVU+H 【クエスト名称】 終焉を喰らう者 【討伐or捕獲】 全討伐 【タイム】 24 28 83 【武器・武器種】 ゴールドクラウン改 ガンランス 【スキル】 匠 痛撃 攻撃中 砥石 【ドリンクスキル】 攻撃大 秘境 ど根性 防御小 【オトモ】なし 【画像】 http //k2.upup.be/nIWbGDowP6 【戦術・備考】 拘束系アイテム&拘束系状態異常なし 爆弾なし 肉類なし 煙玉なし 火力ドーピング薬あり wikiにガンスの記録がないっぽい&ガンス未打開だったので記念に イビルがデカくて攻撃がスカる^q^ 今回はナルガから討伐 岩に当たってピヨって1乙 突き専 正直もっと時間かかるかと思ってた ガンナー ヘビィボウガン 828 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2012/05/21(月) 21 57 53.46 ID 1xHSqm88 【クエスト名称】 終焉を喰らう者 【討伐or捕獲】 全捕獲 【タイム】 05 58 43 【武器・武器種】 バズディアーカ・ヘビィボウガン 【スキル】 攻撃中・弱点特効・通常UP・貫通UP・罠師・体力-10 【ドリンクスキル】 攻撃大・火事場・暴れ撃ち 【オトモ】なし 【画像】 http //k2.upup.be/sCAnW2k8SB 【戦術・備考】 前々回とほとんど同じで、全捕獲に切り替えただけです。 【ジョー】 煙で火事場発動。ジョーが壁際に居なかったらリタ。 シビレ肉を置き、少し手前にシビレ罠。一回目のしゃがみハメの後に肉を食べに来なかったらリタ(八割がここでリタ) シビレ肉中は17発程度で切り上げ、しゃがみ直してハメをキープ。三回目を撃ち終わったらシビレ罠で捕獲。 【ナルガ】 適当な所に落とし穴、いつも通りに2怯み+2発と煙延長で落とし穴へ。 落とし穴中(ハマる直前に煙延長)は20発で早めに切り上げ煙延長。 落とし穴後にG2+シビレで捕獲。 【ティガ】 咆哮判定外からG1としゃがみ(ティガ壁際が理想) 2怯みから閃光タイム。三回目の閃光中に左手付近にシビレ罠で追撃捕獲。 まだ縮まりそうですが、また次回に。
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/9288.html
モリー・シャノン 名前:Molly Shannon 出生:1964年9月16日 - 職業:俳優 出身:アメリカ 出演作品 2000年代 2000年 2002 ワンワンカップ*(モリー) 2002年 サンタクロース・リターンズ!クリスマス危機一髪(トレイシー):RICO 2003年 恋するミュージック・マン♪*(ユーラリー・マッケッニー・シン) 2006年 ★Air Buddies*(モリー) 2008年 スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険*(モリー) 2010年代 2013年 ジェシー!(シャノン大佐(#52)) 2014年 ドックはおもちゃドクター*(リタ・チーター)
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5167.html
今日 - 合計 - メトロクロスの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時52分32秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/284.html
二度殺された少女たち ◆DGGi/wycYo ――少女がひとり、無防備な状態で目の前に蹲っている。 私の存在には気づいていない。 このまま武器を取り出してしまえば、あっさり殺せるだろう。 だが、そのような真似をするにはまだ早い。 赤いカードからガムを取り出し、くっちゃくっちゃと音を立てる。 少女はまだ、気づいていない。 白いうさぎ――クリスが浮遊しながらこちらを見ているだけだ。 ぷくーっと一度膨らませ、再度口の中に運ぶ。 「おい」 ドスの利いた声を浴びせる。まだ反応しない。 白いうさぎが、ちょんちょんと彼女を突っついている。 邪魔なそいつを払いのけ、私は左手で少女の胸倉を掴んだ。 「おい、起きろ」 少女は「ん……」と暢気そうな声を上げると、やや引きつった笑顔を見せる。 「あなたは……? 私は…宇治松千夜」 頼んでもいないのに伝えられたその名前は、少し前に聞いたばかりだった。 ホームから聞こえた銃声の主であり、高町ヴィヴィオに毒を盛った上で射殺したとされている張本人。 はっきり言ってしまえば、要注意人物。 放っておけば次々と犠牲が出る可能性がある。 これだけで、蒼井晶が彼女を殺す理由として正当性を主張することが出来た。 胸倉を掴みながら、背後の建物の壁に追い込み、右の手で首を締め上げる。 手ぶらの非力な少女なら、武器を使うよりこっちの方が手っ取り早い。 「!? っぁ………ぐ……」 「てめーか、ヴィヴィオって娘をぶっ殺したのは」 ギリギリと絞める音を立てる度に、千夜の表情は苦悶のそれへと変わってゆく。 ウサギが必死に引き剥がそうとして来る。引っ込んでいやがれ。 「とっとと死んじまえよ、人殺し」 「――ッ!!」 火事場の馬鹿力、とでも言うべきか。 抵抗するのに必死だった千夜が、そのままの体勢から思い切り晶の足首を蹴った。 ……偶然にも、捻挫をしている左足に。 「っ、がぁッ!」 左足に走る激痛に、思わず彼女を掴んでいた手を離してしまう。 「グ、ゲホッ――」 大きく何度も咳き込み、しかし千夜は急いでその場から逃げ去る。 晶は手を伸ばすが、彼女には届かない。 ようやく立てるようになった頃には、既にウサギ諸共煙に巻かれた後だった。 「あいつ……」 憎たらしげに呟くが、むしろこれは好都合だ。 (いや、流石に私の足蹴られたのはよくねーんだけどさ……) あの逃走方向からして、恐らく向かった先は駅だろう。 左足を引き摺るようにして、停めてある原付の場所へと急ぐ。 空っぽの黒カード片手に腕輪を弄り、 ――――勝ち誇ったように、笑った。 ✻ ✻ ✻ 宇治松千夜は、人殺し。 自覚はしていたが面と向かって言われるのは初めてだった。 あの少女には悪いことをしたが、まだあんなところで死ぬわけには行かない。 駅に戻って、全てを話さなければ。 首を絞められていた間に聞こえていた叫び声の主を探すかという手もあったが、遠ざかったのか知らない間に聞こえなくなっていた。 なので、素直に駅へと直行する。 クリスも気にはしていたようだが、自分が駅に向かっていると分かると素直に付いて来た。 「あら?」 道中水を飲みながら到着した千夜には、疑問に思う点があった。 ヴィヴィオの死体が見当たらないのは、大方埋葬されたといった解釈でいいのだろう。 では、それをする立場であった筈の本部以蔵は何処へ消えた。 首を絞めてきたあの少女が、惨劇のことを、ましてや自分とヴィヴィオのことまで知っているのだ。 それを教えることの出来た彼は、何処に。 やがて見つけたホームの人影は、道着を着た大柄な男ではなく。 周囲を監視するように居座っている、血色の悪い少女だった。 駅周辺を見張りついでに探索していたら、こちらを少し警戒するように近づいて来る人間が居た。 黒い長髪に、白い花の髪飾り。。 腹部が血で汚れていることは置いておくとして、間違いない。 “彼女”から聞いている情報通りなら。 「ウジマツチヤ、ね。別にあなたを殺したりなんかしないから安心しなさい」 少女は自分の名前を知っていたことに少々驚いていたが、おっかなびっくりといった感じで駆け寄ってきた。 「あの……あなたは? というか、名前……」 「順を追って話すわ。私はリタ、あいつが席を外してるから言うけれど、一応ゾンビよ」 「ゾン…ビ?」 「ええ、あいつっていうのはリュウノスケ、趣味の悪い同行者。 今は向こうに篭って何かやってるようだけど、近寄らない方がいいんじゃないかしら。 それで、何故名前を知っているのかだったわよね。 聞いたのよ、あの子から」 「あの子、って……」 その問いに対し、リタは保登心愛のことだと答える。 「ココアちゃんに会ったの!? でも、姿はどこにも見えないけど……」 「…………」 「リタ、ちゃん?」 「…………」 「なんで、黙ってるの? ココアちゃんは、どこに……」 数秒の沈黙。 やがて、彼女はその口を開いた。 「――死んだわ」 ただ、冷淡に告げられた一言。 嘘でも偽りでもなく、事実を伝えるにはあまりにも十分すぎる一言。 「嘘、でしょ……。 だって、ココアちゃんは、さっきの放送では、呼ばれなくて」 「だから、その後程なくして殺されたのよ。もう一人背の低い茶髪の女の子もいたけど、その子も一緒に斬られてね。 だから私とあいつは逃げてきたの」 ガバッ、と両肩を掴まれる。 「デタラメ言わないで! ココアちゃんをどこへやったの!?」 「デタラメじゃないわ、あの子は確かに殺されたの。 あの光景はリュウノスケも確かに見たわ」 言い終わるが早いか、千夜は既に走り出していた。 後からクリスもふよふよと付いてゆく。 「……どうなっても知らないけどね」 その背中を黙って見ながら、呟いた。 ✻ ✻ ✻ 時は少し前に遡る。 駅に停まった列車から降りた龍之介とリタ。 ざっと見渡す限り、周辺には誰の姿もない。 「ねえ、心愛たち死んじゃったけど結局どうするの?」 「んー、そうだねぇ」 実のところ、心愛のためにラビットハウスに向かう予定だった2人は彼女を喪ったことで方針が定まらなくなっていた。 無論、リタにはカイザルとファバロを探すという方針があるが、手掛かりがない以上ここでは意味を成さない。 「俺はしばらくこの駅に居たいんだけど、リタちゃんはどこか行きたいところないの?」 「ないわ。気になるのはアナティ城くらいだけど、ここから遠いしね。 あとは――」 ジル・ド・レェの居場所くらいだ、と言い切る前には、龍之介の姿がなくなっている。 見れば、堂々と線路上を歩いて反対側ホームへと渡っているではないか。 「何してるのよ」 「いや~ちょっとね。俺はしばらくここに篭るから、リタちゃんは見張りよろしくね~」 ひらひらと手を振り、つっかえ棒がしてあったらしい扉を開け、中に入ってゆく。 ハァ。ここに来て一番大きな溜め息を吐き、一度傍のベンチへと腰掛ける。 このままどこかへカイザルたちを探しに行ってもいいのだが、仕方ない。 大方ろくでもないことを始めるのだろうが、無理に止めなくたっていいだろう というより、するだけの労力を払うのが面倒だ。 あくまで、互いに互いを利用しようとしている関係なのだ。 こちらに危害を加えない限り、好きなように動かしてやればいい。 『立ち食い麺処 こんすけ』と書かれた看板のある扉を開けた龍之介は、“それ”を見つけて笑顔になった。 駅に着いた時点で見つけた血痕と、不自然なつっかえ棒、そして『殺し合い』という環境。 それらが意味するところは、『その手の方面』に精通している彼にはすぐに理解出来た。 「やっぱり、死体だ。それも結構可愛い子じゃないか、勿体無い」 本当に勿体無い、心中で呟く。 それは、目を閉じられ、両手を胸元で合わせる体勢で眠らされていた高町ヴィヴィオの死体。 小さな身体だが、生きていたならもっと綺麗な素材になっただろう。 ひょいとそれを持ち上げると、端から首だけはみ出すような形でテーブルの上に置く。 リタには見張りをお願いしてあるから、ここからは自分の時間。 名も知らない少女の死体を見て、すぐにイメージが頭の中に浮かんで来た。 テーブルの下に、店の厨房から持ち出したどんぶり皿を置く。 そして、医療用具箱から取り出した刃を死体の首に押し当てる。 この程度の道具では少々時間が掛かるが、手馴れている龍之介には造作もないことだ。 ゴロン、と皿の中にヴィヴィオの首が転げ落ちる。 死後硬直が進んでいるためか、血は期待したほど流れることはなかった。 皿をテーブルの上に無造作に置き、クーラーボックスから心愛の生首を取り出す。 「さあ」 “お茶会”の始まりだ。 ……この時雨生龍之介は、致命的なミスを犯した。 殺し合いの中で作るアートという今まで経験したことのないCOOLな状況に初めて直面した結果、いつもの慎重さが少々抜け落ちたのだ。 その影響は、不十分な戸締りなど様々な箇所に示されていた。 ✻ ✻ ✻ そして、時間は現在へと巻き戻る。 息を切らしながらも連絡橋を駆け抜け、反対側のホームに辿り着く。 リタの同行者が居るというその扉は、覗いてみろと言わんばかりに少しだけスキマがあった。 クリスが先行して中の様子を確認する。 私も続こうとすると、何故かクリスが止めて来た。 見ない方がいい、喋ることのないその身体で一生懸命に訴えてくる。 この時、心愛のことで焦っていたのもあるのだろう。 思わずクリスからカードをひったくり、そのままカードに収納する。 そして、見た。見てしまった。 地獄絵図、なんて言葉では説明しきれないくらいの惨状。 人が居る。高町ヴィヴィオの死体――いや、死体“だった何か”がある。 首も四肢もバラバラに切り取られ、綺麗だった赤と緑のオッドアイは、あるべき場所に存在しない。 血と、肉と、骨の塊。 そう言ってしまった方がよっぽど適切だった。 「うぇ……」 思わず口元を両手で覆うが、堪えきれずに嘔吐する。 ここに来てからまだ何も食べていないのに、胃酸だけが食道を逆流する。 程なくして、中から人が出てくる足音。 視線を上にずらすと、ひょこっと飛び出た心愛の顔と目が合った。 ……その顔は、どう見ても左目が空洞になっていた。 「ココア…ちゃん?」 尋ねるが、返事はない。 突然、ガラリと扉が開かれた。 「ちわっす! 私は保登心愛だよ! って、あれ?」 そこに立っていたのは、親友の生首を担いだ、雨生龍之介。 ――死んでる? 何かが崩壊するような、そんな感覚。 ――何で目が、首から下がないの? 何かどす黒いものが生まれるような感覚。 ――何でこの人がそれを持っているの? もし、リタの言った通り、別の人物に殺されていたのだとしても。 この人に、こんな男に。 こ い つ に こ こ あ ちゃ ん は こ ろ さ れ た ん だ。 ホームに、再び銃声が鳴り響く。 それも、一発や二発ではなく、弾倉ひとつが空っぽになるまで。 ――あっれ~……なんで俺、倒れてるんだろう。 というか、リタちゃんが様子を見に来たとばっかり思ってた。 だからまだブレスレットを使うには早いかなーって思ってたんだけど……。 この子、ココアちゃんが言ってた友達の一人じゃないか。 ハハ、失敗しちゃったな~。そりゃ、こうなっても文句は言えないや。 でも……。 薄れ行く意識の中、熱を帯びたように熱い腹部を触り、自分の血を視る。 初めて見たけど……ああ……綺麗な、色だ……。 【雨生龍之介@Fate/Zero 死亡】 【残り49人】 無理もない、か。 一連の流れを遠巻きに見ていたリタは、そう感想を結ぶ。 龍之介が心愛の首を持っていたのは想定外だったが、そう考えるとまあ当然の結末だったと言えよう。 やはり彼は想像していた通り、或いはそれ以上に厄介な人間だった。 死体をあんな風に弄んで、何が楽しいのかリタには全く理解出来ない。 自分も死人を扱うことはあるが、あくまでその場を切り抜ける以外の用途には使わないのだ。 そういう意味では、危険人物を消してくれた千夜に感謝しなくてはいけない。 とはいえこのままでは、千夜がこちらに危害も加えてくる可能性がある。 彼女には悪いがひとまず退散し、落ち着いてから死体の埋葬に取り掛かるとしよう。 もしこの近辺にカイザルたちが居たなら、それはそれで儲けものだ。 【B-2/駅構内/朝】 【リタ@神撃のバハムートGENESIS】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/15)、青カード(10/15) 黒カード:不明支給品0~2枚(本人確認済)、アスティオン@魔法少女リリカルなのはvivid、具@のんのんびより [思考・行動] 基本方針:カイザルとファバロの保護。もしカイザル達がカードに閉じ込められたなら、『どんな手段を使おうとも』カードから解放する 1:カイザル達の捜索。優先順位はカイザル>ファバロ 2:一度退散。千夜が去ったら死体を埋葬する。残っていればカードの回収も。 3:繭という少女の持つ力について調べる。本当に願いは叶うのか、カードにされた人間は解放できるのかを把握したい 4:アザゼルは警戒。ラヴァレイも油断ならない。 [備考] ※参戦時期は10話でアナティ城を脱出した後。 ※心愛の友人に関する情報を得ました。 ✻ ✻ ✻ リタが駅から去ってからも、千夜は泣いていた。 他のものには目もくれず、ただ一人の親友の首を前にして。 「泣いてるところ悪いんだけどさ~?」 だから、彼女がすぐ近くまで迫っていることに、気付くことが出来なかった。 「チーヤ、また人を撃ったんだね。アキラ悲しいな~」 「あなた……」 さっきの少女が、何故ここに。 「何でって顔してるね~。アキラには全部お見通しなの。背中、見てごらん?」 反射的に振り返ると、背中にガムが引っ付いている。 さらにそれを粘着剤代わりとして、黒い何かが付着していた。 「凄いよね~マユマユって。そんな高性能な盗聴器まで用意出来るんだもん。 この腕輪からチーヤの話、全部筒抜けだったんだよ? チーヤが持ってるのがお友達の首なんだよね? うん、分かるよ。 アキラだってウリ…伊緒奈がこんな風に死んでたら、そりゃぶち殺したくなるよ」 「何が、言いたいの?」 「ねえ」 悪意に満ちた顔を浮かべ、耳元で囁く。 「アキラがチーヤのお友達、みんな殺しちゃっていいんだよ?」 「そんなの…!」 嫌だ。 心愛だけでなく、紗路、智乃、理世までもが、誰かの手で弄ばれる。 そんなこと、許せる筈がなかった。 「でもさ~、生き残れるのは1人だけなんでしょ? もしチーヤが生き残ったとしても~、他の人たちはみんな死んじゃうの。 分かってるの?」 反論出来ない。 「じゃあさ……みんな殺しちゃいなよ。 言ってたじゃない、マユマユは優勝者の願いを叶えるって。 首だけになったその子も、きっと生き返してくれると思うんだ~。 あー、そうしたらお友達も殺すことになっちゃうのか~」 わざとらしく言うそれは、悪魔の誘い。 「違う、私は……」 「出来ないなんて言わないよね~?」 だってあんたはもう。 ――2人も殺した、立派な“人殺し”なんだもの。 結局私は、何も言い返せなかった。 ✻ ✻ ✻ 原付の後ろに千夜を乗せながら、晶はほくそ笑む。 元々殺す予定だった少女が、名前を聞いただけでここまで価値が上がるとは。 最早カイザルなんて眼中に無いくらいの素晴らしい逸材。 千夜の逃走間際に急いでガムに付けて投げた盗聴器だったが、無事に成功。 あとは腕輪越しに会話を盗み聞きして、タイミングを見計らって彼女の前に現れる。 常に相手の先手を取るように言葉を選んでやれば、都合のいい『火種』の出来上がりだ。 あの気持ち悪い死体の山から追い剥ぎをする気は、流石の晶でも起きなかったが。 放送局に向かう方針は変わらない。 ただし、カイザルらに見つかると面倒なので市街地は迂回する。 きっとこいつは、参加者同士の潰し合わせに一役買ってくれるだろう。 そう判断し、原付を走らせた。 蒼井晶に言葉巧みに誘導され、そのまま同行することになっている。 正直、今の自分がどうしたいのかは分からない。 ヴィヴィオ銃撃事件の真相を伝えるという意思も、生きるという決意も。 雨生龍之介によって、あっさりと踏みにじられた。 それでも、今は死にたいという気分にもなれない。 ただ、残された人殺しという烙印に怯えていた。 しゃく。 赤カードから出した栗羊羹――『千夜月』を口に運びながら、想う。 あの日、心愛と出会った時も、キッカケはこの羊羹だった。 一口齧るたびに、思い出が蘇る。 夜中に怪談話をしたり、みんなでプールや映画館に行ったり。 もう、あの日常には帰れない。 生き残って、心愛たちを生き返らせるという願いが叶ったとしても。 人殺しの私に、居場所はない。 今でも思い出せる。 引き金を引くたびに、自分が自分で無くなっていくような感触が、ありありと。 だったら、いっそ。 この手で紗路たちを殺した方が、気が楽になるのではないだろうか。 誰かの手に掛かり、心愛のようにならないようにするためには。 “人殺し”である私の手で葬ってやるしかない、そう囁く自分が居た。 (私は、どうしたら……?) その問いに答えてくれる“誰か”は、ここには居ない。 【B-2/駅付近/朝】 【蒼井晶@selector infected WIXOSS】 [状態]:健康、左足首捻挫(湿布済み)、原付運転中 [服装]:中学校の制服 [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10) 黒カード:盗聴器@現実 不明支給品1~2枚(武器があるらしい?) [思考・行動] 基本方針:ウリスを勝ち残らせるために動く 0:利用できそうな参加者は他の参加者とつぶし合わせ、利用価値が無いものはさっさと始末する。 1:市街地を迂回しながら放送局へ向かう 2:ウリスを探し出し、指示に従う。ウリスの為なら何でもする 3:紅林遊月、小湊るう子は痛い目に遭ってもらう 4:キャスターを利用する 5:宇治松千夜には“火種”になってもらう [備考] ※参戦時期は二期の2話、ウリスに焚き付けられた後からです ※カイザル・リドファルドの知っている範囲で、知り合いの情報、バハムートのことを聞き出しました。 【宇治松千夜@ご注文はうさぎですか?】 [状態]:疲労(中)、精神的疲労(極大)、原付乗車中 [服装]:高校の制服(腹部が血塗れ、泥などで汚れている) [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10) 黒カード:ベレッタ92及び予備弾倉@現実 、不明支給品0~2枚、 黒カード:セイクリッド・ハート@魔法少女リリカルなのはVivid [思考・行動] 基本方針:私の手で、シャロちゃんたちを……? 0:私は、どうしたら……。 1:ココアちゃん……。 [備考] ※現在は黒子の呪いは解けています。 ※セイクリッド・ハートは所有者であるヴィヴィオが死んだことで、ヴィヴィオの近くから離れられないという制限が解除されました。千夜が現在の所有者だと主催に認識されているかどうかは、次以降の書き手に任せます。 [備考] ※B2駅にヴィヴィオ、龍之介、心愛の死体及びカードが放置されています。 支給品説明 【盗聴器@現実】 黒い小型の盗聴器。 改造がほどこされており、盗聴した音は腕輪から発せられるようになっている。 受信範囲はおよそ半エリア分ほど。 時系列順で読む Back Sacrament Next 前哨戦 投下順で読む Back Sacrament Next 前哨戦 103 狂気の行方 雨生龍之介 GAME OVER 103 狂気の行方 リタ 130 変わる未来 107 まわり道をあと何回過ぎたら 蒼井晶 112 覚醒アンチヒロイズム 107 まわり道をあと何回過ぎたら 宇治松千夜 112 覚醒アンチヒロイズム
https://w.atwiki.jp/dragoncage/pages/849.html
ルーカ 愛称:ルカ 称号:なし 種族:人間 年齢:15 性別:男 穢れ値:0 外見:年齢以上に幼く見える。ブラウンのショートヘアーにグリーンの瞳。ワンピース型のローブを愛用。 キャラ絵はエスエスさんから頂きました。 プロフィール ルキスラ東方の片田舎で生を受ける。 幼少から村を出るまで、つまり最近まで女の子として育てられる。 それには深い理由があり、母親と姉三人が楽しむためであった。 つまるところ、村を出た理由はお察しください。涙の旅立ちだったそうだ。 本人は髪を短くし、知的にメガネ(伊達)をかけることで男らしい格好をしているつもり。 しかし華奢で線が細く背も低く声も高く良く仕草からも女の子に間違われるらしい。 そのせいで、冒険者の登録も女として登録されてしまった。 間違われるたびに怒るが、気が弱いので笑って誤魔化し溜め息が絶えない。 押しにも弱いので無理難題をやらされる日々は村を出てからも続くだろう。 年上の女性は苦手で悪夢。夢は男らしくなること。 これまでの軌跡 ~冒険者になる前~ 男として生を受けるが女として育てられる。 容姿もあって、誰にも気づかれることは無かった。 ある日、面白全部に女として育てられていると知る。 涙の旅立ち。 紆余曲折得て竜の篭で冒険者になることになる。 ~冒険者になってから~ 初めての仕事で蛮族に遭遇。人化の脅威を知る。 屋敷の清掃を依頼される。家政婦技能を習得。 性格 男として見るなら女々しい。 女として見るなら気弱な感じ。 押しと弄られに弱い。 良くも悪くもお人よし。 でも、勢いで村を出て暮らし始めるのだから、実は芯は強いのかもしれない。 他PCとの交友関係 PC名/関係/感情 ユーリイ/顔見知り/ちょっと憧れ アルセーヌ/顔見知り/もふもふマスコット コネクション "歪んだ正義"ゼナファ/顔見知り +セッション履歴 No タイトル GM(敬称略) 日時 経験点 収入 名誉点 成長能力 同行者 コメント 1 蛮族の愚行 カナリア 10/05/15 1200点 1093G 12点 生命力 ヴェガ、ジェレミィ、セリカ 初セッション、初蛮族遭遇 2 ローラ川に竜を見た 馬鈴薯 10/05/18 1150点 580G 9点 知力 ルーデル、フェリル、ラランティ、ミリオン、ダベサ 川なんて無かった 3 スペードとジョーカー シーコード 10/05/20 1220点 673G 9点 精神力 スクルト、エヴァンゼリン、フェリル ジョーカーはオーガに違いない 4 正義と恨みとお屋敷掃除 蒼衣 10/05/23 1160点 1850G 10点 知力 ニルス、リュドミラ、セレスティア、オルセイン メイドは正義 5 名前を忘れられたあの人/発掘都市 クジラ 10/05/29 1110点 2553G 10点 知力 リタ、サファイア、ウィンフィード、フェリル、ウサビッチ キャンペ1話 6 名前を忘れられたあの人/魂の受容体 クジラ 10/06/05 1000点 0G 0点 知力 リタ、サファイア、ウィンフィード、フェリル、ウサビッチ キャンペ2話 7 名前を忘れられたあの人/覚醒 クジラ 10/06/12 1070点 4100G 20点 知力 リタ、サファイア、ウィンフィード、フェリル、ウサビッチ キャンペ3話 8 名前を忘れられたあの人/神降ろし クジラ 10/06/26 1240点 4083G 49点 精神力 リタ、サファイア、ウィンフィード、フェリル、ウサビッチ キャンペ最終話 +GMボーナス履歴 No タイトル 日時 該当レベル 成長能力 1 リンベル防衛線 10/05/21 4 知力 2 ロシレッタの影 10/05/22 4+P1 精神力 プレイヤー:ルナール 登録タグ:ウィザード コンジャラー セージ ソーサラー ルナール ルーカ 男の娘
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/7187.html
マクスル Maxle スルーアクスルの固定方法の規格。 ロックショックスの規格。 当初は20mmアクスルとして登場したが、現在では15mmアクスル、リアのスルーアクスルもある。 関連項目 自転車用語 +... あ行▼ アーガイル アーネット アーレンキー Aaron Gwin Aaron Chase アイウェア ISIS iドライブ Iビーム アウターチューブ 東商会 Adam Craig Adam Hauck 安達靖 アトムラブ Anita Molcik Anneke Beerten アヘッドステム アメリカンバルブ アメリカンBB アルチュラ アルミニップル アレックス アンカー アンサー アンターンダウン Andrew Neethling Andreu Lacondeguy Andrew Shandro アイアンホース アイステクノロジー アイスペック アイドゥン アキコーポレーション アクソ アケボノ アゾニック アップスウィープ アディダス アブバカ アリソン・サイダー アリビオ アルパインスター アルピナ アルマイト アルミニウム アルミニウム合金 アンソン・ウェリントン アン・キャロリーヌ・ショソン E13 イーストン イーヴィル イエティ ITA規格ノーマルサイズ 井手川直樹 Irina Kalentieva インスタントリリース インターテック インチ インディアンエアー インテグラルヘッド インデックスシフト インナーチューブ インフレーター インターナショナルスタンダード インターマックス インダストリーナイン インテンス インテンスタイヤシステム インパルス インフィニ インヴァート ウィーザピープル ウィッパーマン ウィリー ウィンドストッパー ウェーブローター ウェス ウェルゴ Wade Bootes ウェイン・ゴス ウォールライド ウッズバルブ ウルトラツアー ウェイド・シモンズ エアサスペンション エアスプリング エアターン エアロスポーク エクスターナルBB SRサンツアー SDG SPD-R Emmeline Ragot エラストマー Eric Carter エレベーテッドチェーンステイ エンデューロワールドシリーズ/2013年 エンデューロワールドシリーズ エンド金具 エンド幅 エンヴェ エイアンドエフ エクスペド エッジ エリック・ポーター エリート エルスワース オイルダンパー オーキッド オークリー オーストリッチ オーディナリー型 オーバーサイズ オーバーロックナット寸法 オールトラベル オールマウンテン(マルゾッキ) オールマウンテン 小笠原崇裕 オクタリンク オクタンワン オデッセイ オニール 鬼こぎ 小野寺健 折り畳み自転車 オルトリーブ オルベア オレンジ オリンピック か行▼ カーカス カーター・ホランド カート・ヴォレイス カートリッジBB カーリン・ダン Kyle Strait カシマコート カセットスプロケット カップアンドコーンBB カトリナ・ミラー Kamil Tatarkovic 完組ホイール カンチブレーキ カンチブレーキ台座 ガイドプーリー ガセット カイル・エベト カヤバ カルロ・ディエクマン カワシマサイクルサプライ カンパニョーロ ガン・リタ・ダール キックバック Guido Tschugg Kathy Pruitt キャットアイ キャリアダボ キャリパーブレーキ キャリパーブレーキ台座 キャットウォーク Cameron Zink Cameron McCaul キャリア キャンピング Qバイクス 逆ねじ キアラ・ビサロ キャットライク キャノンデール キャノンデール・ザカット(2006) ギャレス・デイヤー グッドリッジ クラウン クラック クランカー クランク クランク軸 クリート Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser クリフハンガー クリンチャータイヤ Claire Buchar Xアップ クロスカントリーオリンピック クロスカントリーバイク クロスカントリーマラソン Xバート クロスバイク クロムモリブデン鋼 グーフィースタンス グラインド グラブ グリップ Greg Minnaar クライン クラインプレシジョンBB クラブモデル クランクフリップ クリスキング クリス・ハットン クリフジャンプ クロスカントリー クロスマックス グラビティー グリス グリップシフト グレッグ・ワッツ 軽車両 ケーンクリーク 結晶粒度 Kelly McGarry ケンダ 原動機付自転車 ゲイリーフィッシャー Goran Jurica コア コイルサスペンション コースターブレーキ コーダ コーブ コーワ 国際自転車競技連合 コックス コナ・クランプ(2006) コラテック コルナゴ コンプレッションホイール コンポーネント ゴースト ゴールドラベル コナ コルサ コルドバ コロンバス コンチネンタル コントロールテック さ行▼ サーカス サーボウェーブ サーリー サイドウォール サイドバッグ サイロ サスペンションシートポスト サスペンションフォーク サスペンションポンプ サドルレール サドル サドルバッグ サピム Sabrina Jonnier Sam Hill Sam Pilgrim Sam Blenkinsop サルサ サンドマン サスペンションユニット サブ4ペダル サムシフター サリ・ヨーゲンセン サンタクルズ サンタクルズ・シンジケート(2012) サンツアー サンライン サンリングル Geof Gulevich Julien Absalon SID ジー ジー/M640系 Gee Atherton シーオッタークラシック シートアングル シートクランプ シートステイ シートチューブ シートチューブ長 シートポスト シートポストキャリア Geoff Kabush Jeremy Horgan-Kobelski 661 ジップ 自転車/交通に関する法規 自転車ツーリング 自転車の歴史 自転車道(道路交通法) シフトレバー シマノ シャーマン Justin Leov 車道 シャドウディレイラー 車両 ジャイアントジャパン Justin Havukainen Jared Graves シュモルケ 小径車 小児用の車 ショームス・マクグラス Sean Watson Jill Kintner シングルクラウン シングルトラック シンテイス ジープロード ジオメトリー 時効硬化 JIS規格ノーマルサイズ JIS規格BB 自転車 ジャックナイフ ジャックナイフターン ジャンプバイク ジュディー Julien Camellini ジロ シクロクロス シクロクロスバイク シディ シバー シフター シマノ/ディスクブレーキ シマノ/マウンテンバイクコンポーネント シュウィン シュワルベ ショーワ シンクロス シングルスピード シーオッタークラシック/2006年 シーオッタークラシック/2010年 ジェイミス ジェフ・レノスキー ジャイアント ジャイアントUSA(2006) ジャイアントファクトリーオフロードチーム(2011) ジャレッド・ランド ジャンプ技一覧 ジョエイ・ゴフ ジョン・コーワン ジョー・ブリーズ スイングアーム スーパーマン スーパーマンシートグラブ スーパーオーバーサイズ スー・ヘイウッド 末政実緒 スクエアテーパー スケートパーク 鈴木雷太 スタンドオーバーハイト ステアリングコラム Steve Peat ステンレス ストーク ストローク スネークバイト スパニッシュBB スプリング スポーク スラント角 スロープスタイルバイク スカレブ スコット スタンス ステム ストロングライト ストーンエッジ スバル・トレック(2012) スパイ スパイン スパンク スペシャライズド スペシャライズドレーシング(2012) スポルティーフ スミス スラム スリックタイヤ スレッド スロープスタイル Celine Gros セイント セイント/M800系 セイント/M810系 セイント/M820系 世界選手権大会 Cedric Gracia 720 セライタリア セラサンマルコ セレブ センタープルブレーキ センターリッジ センターロック Z2 Z1 セブン セミスリック セラロイヤル ソンブリオ ソフトテイル ソラ た行▼ ダートジャンパー ダートフリーク ターナー ターンダウン ダイナシス タイヤ Tyler McCaul ダウンヒルチューブ TAK21 竹谷賢二 Danny Hart たのしいやまみち ダブルダウンサイドテイルウィップ タラス Dan Atherton 鍛造 ダークサイクル ダートジャンプ 大規模自転車道 ダイヤモンドフレーム ダイレクトステム ダウンスイング ダウンヒル ダウンヒルコース ダウンヒルバイク ダンパー バーエンドコントローラー タイオガ タイテック タイム タイムトライアルバイク タイヤレバー タイラー・クラッセン タックス タックノーハンド タラ・リャネス タンゲ ダイアテック ダイネーゼ ダウンヒルレース ダニエル ダニカ・シュローター ダブルバックフリップ ダブルバテッド ダブルレバー ダレン・ベラクロス ダレン・ポコイ チェーン チェーンステイ チェーンデバイス チェーンホイール チェーンリング チタン チャージ チューブ チューブラータイヤ チューブレス チューブレスリム チューブス 調質 チキンウィング チタン合金 チューブレスタイヤ チューン ツーピースクランク ツーウェイリリース ツーリング ツーリングバイク ツバグラ ディズナ ティンカー・ウォーレス テーパーヘッド テーブルトップ テールライト デオーレ デオーレLX デオーレLX/M570系 デオーレLX/M580系 デオーレLX/T660系 デオーレXT デオーレXT/M750系 デオーレXT/M760系 デオーレXT/M770系 デオーレXT/M780系 デオーレ/M510系 デオーレ/M530系 デオーレ/M590系 デオーレ/M610系 デュアル テレスコピックサスペンション テンションプーリー テンションホイール DMR DT ディープリム ディスクハブ ディスクブレーキ ディレイラー デモンターブル デュアルコントロールレバー ティアグラ ティモ・プリッツェル テイルウィップ ディザスター ディスオーダー6 ディスクブレーキ台座 デイティー デイブ・ワトソン デュアルスラローム デュラエース デンジャーボーイ Dominik Raab 29er 東京サンエス 道路構造令 トーテム Tomas Slavik トーマス・ヴァンダーハム トーマス・フリシュクネヒト DOT Todd Wells トップチューブバッグ トップノーマル トライアスロンバイク トライアルバイク トランジション 888 トリプルクランク トルクスレンチ Tracey Hannah Tracy Moseley トレイルライド トレッド トレッキングバイク Troy Brosnan ドロップハンドル 泥除けダボ トップチューブ トピーク トボガン トマック トムソン トム・リッチー トライアル トライスポーツ トラックドライバー トラックバイク トラビス トラベル トランスファー トリガーシフター トルクス トルヴァティヴ トレイル トレック トレックワールドレーシング(2010) トレックワールドレーシング(2012) トロイリーデザインズ トロンド・ハンセン ドメイン ドラゴン ドロップオフ な行▼ ナイキ ナックナック ナッシング ニールス・ウィンドフェルト Nick Beer ニップル ニップル回し 日本マウンテンバイク協会 ニクソン ニコライ ニコラ・ヴィヨス ニナ・ゲール ヌークプルーフ Nathan Rennie ねじ 熱処理 ノースウェーブ ノースショア ノーハンド ノーフット ノーフットキャンキャン ノキアン ノルコ は行▼ パークツール バースト バースピン ハードテイル ハーフキャブ バームスライダー パールイズミ パイク 廃道 ハイドロフォーミング パイロット 発光ダイオード パナソニック パナレーサー バニーホップ180 バニーホップテイルウィップ バニーホップ360 ハブブレーキ パラレルプッシュリンク パレ那須 バレルロール パンク ハンドルバー バーテープ バッシュガード バテッドスポーク バネ下重量 ヴァネッサ・クイン ハイパードライブ ハドレー ハブ ハブスパナ ハブダイナモ ハロー ハンドプラント バックサイド バックスウィープ バックフリップ バテッド バニーホップ バニーホップロックウォーク バンズ ピーク ヒールクリッカー ピボタル ビーチクルーザー ビード BB下がり BBハイト ビンディングペダル ヒルクライム ビアンキ ファティー Fabien Barel ファットバイク Fionn Griffiths フィジーク Vブレーキ Filip Polc プーリー プーリーケージ フォーク 4X(マルゾッキ) フォークロスバイク フォーミュラ フォーアーム フォークロス 4Xプロツアー ふじてんリゾート 普通自転車 フックドエッジ フットプラント Brian Lopes ブラスニップル フラットバー フラットペダル ブラックスパイア プラペダル フリーコースターハブ フリーハブ フリーホイール フリーライドバイク フルボトム フレア ブレーキローター フレーム プレスフィットBB86 プレスフィットBB92 プレスフィット30 振れ取り 振れ取り台 Brendan Fairclough フレンチバルブ プロ フロート プロテック プロファイルレーシング Floriane Pugin Florian Vogel プロロゴ フロントキャリア フロントセンター フロントディレイラー フロントバッグ Bryn Atkinson ブレーキ ブレーキシュー ブレーキ台座 ブレーキパッド ブレーキホース ブレーキレバー ブレード ファイブテン ファン ファンファンシー フェイキー フェイキーマニュアル フェルト フォックスレーシングショックス フォーバーリンケージ フファニュ フリーライド フルサスペンション フルダイナミクス フレドリック・ケシアコフ フロントスプロケット フロントハブ フロントフリップ ブラック ブリコ ブルックリンマシンワークス ブレーキフルード ブロックタイヤ ペース 北京オリンピック ペグスパナ ペダル ペダルレンチ ヘッドショック ヘッドライト ヘッドアングル ヘッドチューブ ヘッドパーツ Benny Phillips ヘルメット Helen Gaskell ヘイズ ベル ベンダー ベンド ベン・ボイコ ホイール ホーザン ホープ Paul Basagoitia ホーン ポゴ ポゴ180 Jose Antonio Hermida 歩道 ポリプロピレン ボトルケージ ボトルケージ台座 ボビング ホシ ホッピング ホローグライド ホローテック ホローテックⅡ ボクサー ボクサーマウント ボトムブラケット ボトムブラケットシェル ボムシェル ボントレガー ま行▼ Marc Beaumont マーズ Martin Soderstrom マーベリック マーリン Mike Hopkins マウンテンバイク マクスル マグラ台座 マスターシリンダー Matti Lehikoinen マニュアル Manuel Fumic マヴィック Mary McConneloug マルチリリース マウンテンバイクチーム一覧 マウンテンバイク競技 マウンテンバイク選手一覧 マキシス マキシスMSC(2006) マグラ マッドタイヤ マニトウ マムアンドポップス マリン マリー・ヘレナ・プレモン マルクス・クラウスマン マルコウフ・ベルシトウド マルゾッキ マングース Mickael Deldycke Mickael Pascal Michal Marosi ミショー型 ミッドBB ミノウラ ミシュラン ミズタニ自転車 ムーツ メカニカルディスクブレーキ Melissa Buhl メット メリダ モノリンク モンスタークロス モアウッド モトクロスインターナショナル モラティ モンスターエナジー・スペシャライズド(2012) モンドレイカー モンベル や行▼ 焼きなまし 柳原康弘 Jana Horakova Yannick Granieri 山口孝徳 山本幸平 油圧式ブレーキ 油圧リムブレーキ UCIマウンテンバイクワールドカップ ユートピア Uブレーキ Julien Muller Jurg Meijer ユッチンソン ユリス 溶体化処理 Joost Wichman らわ行▼ ライザーバー Ryder Kasprick ライトスピード ラジアル組み ラス Rafael Alvarez De Lara Lucas ランドナーバー ライアン・リーチ ライズ ライトウェイ ライバル ラピッドファイヤープラス ランス・マクダーモット ランドナー リアエンド リアキャリア リアサスペンション リア三角 リアセンター リアディレイラー リアホイール Liam Killeen リーコン リーチ リーバ リクセンカウル リジッドバイク リバースアーチ リム リムテープ リムブレーキ リンク式サスペンションフォーク 輪行 輪行袋 リンスキー リアハブ リカンベント リジッドフォーク リッチ・ハウズマン リッチー リッチー・シュレイ リパック リベレーション リムセメント リリック ルークス ルディープロジェクト ルイガノ ルック ルックダウン ルックバック ルック車 Rachel Atherton レーザー レースフェイス レザイン レッドブルランページ レッドブルランページ/2013 レバー比 レフティー レフトドライブ レボシフト レンサル レアナ・ジェラード レイク レイノルズ レギュラースタンス レッド レッドブル レモン Roel Paulissen ローテック ロードバイク ローノーマル ローラーブレーキ Laurence Leboucher ロールアウト ロールバック ローロフ ロケット Roger Rinderknecht 路側帯 ロックウォーク ロックオン ロトワイルド ロイヤルレーシング ロッキーマウンテン ロッキーマウンテン・ビジネスオブジェクツ(2006) ロックアウト ロックショックス ロックタイト ロビー・ボードン ワールドカップ ワイドリンクデザイン ワイヤーカッター ワイヤードオン 180 ワンポイントファイブ ワンハンド 数字▼ 105 10速 15mmアクスル 180 1996年世界選手権大会 2005年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2005年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2005年ワールドカップ フォークロス 男子 2005年世界選手権大会 2006年NMBS クロスカントリー 2006年NMBS ダウンヒル 2006年アディダススロープスタイル 2006年クランクワークス 2006年ザ・ギャザリング 2006年ブラウン26トリックス 2006年リスボンダウンタウン 2006年レッドブルディストリクトライド 2006年ワールドカップ クロスカントリー 女子 2006年ワールドカップ クロスカントリー 男子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2006年ワールドカップ フォークロス 女子 2007年世界選手権大会 2008年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2009年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2011年レッドブルホーリーライド 2012年ワールドカップ ダウンヒル 男子 20mmアクスル 20インチ 24インチ 26インチ 27.5インチ 29+ 29er 29インチ 360 3Al-2.5Vチタン 4Xプロツアー 4X(マルゾッキ) 6000番系アルミニウム合金 650A 650B 650C 661 6Al-4Vチタン 700C 720 888 9速 アルファベット▼ Aaron Chase Aaron Gwin Adam Craig Adam Hauck Andreu Lacondeguy Andrew Neethling Andrew Shandro Anita Molcik Anneke Beerten ATA ATi AXライトネス BB30 BB386EVO BB90 BB95 BBハイト BBライト BB下がり Ben Travis Benny Phillips BL-M950 BR-M739 BR-M750 Brendan Fairclough Bryn Atkinson Cameron McCaul Cameron Zink Celine Gros CFRP Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser Claire Buchar CS-M770 CS-M771-10 Dan Atherton Danny Hart DCシューズ dkg DMR DNF DNS Dominik Raab DOT DT E13 EBC Emmeline Ragot Eric Carter ET ETA ETRTO Fabien Barel FC-M601-2 Ferdi Fasel FH-M950 Filip Polc Fionn Griffiths Florian Vogel Floriane Pugin FSA Gee Atherton Geoff Kabush Goran Jurica Greg Minnaar GT GTファクトリーレーシング(2012) Guido Tschugg Helen Gaskell HG HGチェーン HS33 IG IRC Irina Kalentieva ISCG ISIS ITA規格ノーマルサイズ Iビーム James Patterson Jana Horakova Jared Graves JD Swanguen Jeremy Horgan-Kobelski Jill Kintner JIS規格BB JIS規格ノーマルサイズ Johannes Fischbach Joost Wichman Jose Antonio Hermida Julien Absalon Julien Muller Jurg Meijer Justin Havukainen Jシリーズ K2 Kamil Tatarkovic Kathy Pruitt Kelly McGarry KHS Kyle Strait Laurence Leboucher LED Liam Killeen Manuel Fumic Marc Beaumont Martin Soderstrom Mary McConneloug Matti Lehikoinen MBUKサンタクルズ(2006) Melissa Buhl Michal Marosi Mickael Deldycke Mickael Pascal Mike Hopkins MRP MSC MSイーヴィルレーシング(2011) Nathan Rennie Nick Beer OCLV ODI OGK OLD PCD Qファクター R7 Rachel Atherton Rafael Alvarez De Lara Lucas RBデザイン RD-M772SGS Roel Paulissen Roger Rinderknecht Romain Saladini Ryder Kasprick Sabrina Jonnier Sam Blenkinsop Sam Hill Sam Pilgrim SDG Sean Watson SID SIS SL-M800 SLR SLX SLX/M660系 SLX/M670系 SPD SPD-SL SPV SRサンツアー ST-M775 Steve Peat STI TAK21 the Todd Wells Tomas Slavik TPC Tracey Hannah Tracy Moseley Troy Brosnan TSG TST5 Tyler McCaul UCI UCIマウンテンバイクワールドカップ UCIマウンテンバイクワールドカップ/2013年/ダウンヒル男子 URT UST Uターン Uブレーキ VPP Vブレーキ Wade Bootes WTB X.O XC(マルゾッキ) XTR XTR/M950系 XTR/M960系 XTR/M970系 XTR/M980系 Xアップ Xバート Xフュージョン Yannick Granieri YTインダストリーズ Z1 Z2 ZR9000 タグ 「ま」 サスペンションフォーク 自転車用語
https://w.atwiki.jp/sw20campaign/pages/45.html
session1「はじめよう!冒険者」 【導入編 ベアト&リタ】 ”彩の港町”ロシレッタ。 そこは様々な交易品や人種が行き交う、まるで世界の辻のような街だった。 その街に初めてやってきたザイアの神官戦士ベアトリーチェは、 故郷のダーレスブルクとはまるで異なった、異様なまでの活気にあふれた街の雰囲気に圧倒されていた。 彼女の故郷ダーレスブルクは決して田舎ではない。むしろ公国として栄えているほうだが、 どちらかというと整然とした雰囲気の町並みであり、ここまで雑多な感じはしていなかった。 通り過ぎる荷車の多さ。威勢のいい商人達の掛け声。 行き交う人々の多さと人種の多様さ。そして微かに薫る海の匂いと、寄せては返す潮騒の音。 その騒々しさのどれもが珍しく、彼女の知覚を鮮烈に刺激して止まない。 まるで御上りさんのようにキョロキョロと首を回してしまうのも仕方のないことといえよう。 そこにちょうど土産物屋の前で、深い溜息を吐いている女エルフが彼女の目に入った。 首に聖印をぶら下げているところを見ると、彼女も何らかの神官なのだろうか。 ベアトリーチェ(以下ベアト)は彼女に声を掛けてみることにした。 「どうした、そこの女エルフ。溜息ばかりを吐いていると幸せが逃げていくぞ」 急に声を掛けられた女エルフの神官は一瞬ビクッとしたが、 振り向いた先の相手が女だったため安心でもしたのか、胸をなでおろすとポツリと漏らした。 「いえ…買い物をしようと思っていたんですけど、どれも高くて…」 「ふむ」 見ると「激安!ロシレッタ土産100ガメルから!」と書かれていた。 「私、自分の村から出てきたばかりなんですけど…今35ガメルしかなくて…」 100ガメルもあったら村じゃ10日は暮らせますよぅ…と気弱に吐くと、また下を向いてしまった。 「安心しろ、女エルフ」 ベアトは言った。 「私の所持金は今0ガメルだ」 そこでなぜかエッヘンと堂々と胸を張るようにそらすベアト。 女エルフの彼女、リタはポカーンとしてしまった。 「そ、そんな!それじゃあこれからどうやって生活するつもりですか?!」 「ザイア神殿にやっかいになるという手もあるが……そのつもりは生憎となくてな。 実は私はこの街で冒険者になろうと思っている」 「は、はぁ……。冒険者さんですか……?」 「うむ。これでも剣の腕には少々覚えがあるのでな」 そう言ってベアとは腰に下げたブロードソードを少し見せた。 「こいつで食っていくつもりだ。君は?」 「え、えーと、リタです!キルヒア様の神官やってます!」 「……そうじゃなくて、これからどうするつもりかを聞いたつもりだったんだがな……」 「え、、えと、その、はい!だ、だったら私もやります!冒険者!」 「は……?」 今度はベアトが目を丸くする番だった。 「だ、駄目でしょうか……?」 「いや……別に駄目だとは言っていないが……」 明らかに今思いつきで決めた感じだった。 大丈夫か?とベアトは思う。 「と、とにかくあなたについて行きます!」 「ぬぅ……」 そんなやり取りをしていると 「くっくっくっ」と、喉を鳴らすような笑い声が背後から聞こえてきた。 二人が振り向くと、そこには中背中肉の黒髪の男が立っていた。 「御のぼりさんが二人で冒険者ねぇ……」 そう呟くと、また「くっくっくっ」と喉を鳴らすように笑う。 ベアトは相手を観察する。 へらへらと笑ってはいるが、決して嫌らしい感じではなく、 またこっちを馬鹿にしているような感じでもなかった。 そして何より特徴的なのが、場慣れしたかのようなその眼光。 決して只者ではなさそうだった。 「なぁ、姉ちゃん達よ。これから冒険者の宿を探そうってのか?」 「まぁ……そのつもりだが」 「アテはあるのかい?」 「いや、この街に来たばかりでな。適当に探そうと思っていた」 「そうかい、そうかい」 そして男は辻通りの一軒の店を指した。 「あそこはこの辺じゃ結構大きな冒険者の宿だが、あの店がどういうところだか分かるかい?」 外からの外観だけでよくわからなかったが、店からは祝杯の声や吟遊詩人の歌声などが聞こえる。 だが怒声や罵声なども聞こえるし、ちょうどがっくりと肩を落として店を出てくる冒険者らしき者がいた。 「繁盛していそうに見えるがな」 「繁盛ね。そう、確かに繁盛はしているさ」 男の言葉には含みがあった。 「何か裏が?」 「裏ね。なぁ姉ちゃん。あそこの冒険者の宿で上手くやってる…、つまり成功している奴らがどれくらいいるか分かるかい?」 「……半分程度か?」 「半分?!馬鹿言っちゃいけねぇよ。それじゃ巷は成功者だらけになっちまわぃ!」 「すまんが見当もつかん」 ベアトは正直に述べた。 「1割だ」 男が呟く。 「あの宿で成功してる連中は全体の1割しかいねぇよ。あとの9割はみんな落伍者になるのさ」 「たったそれだけですかぁ……」 リタががっくり肩を落とす。 「それでも繁盛してるのは店が大きいからさ。依頼もたんまりある。だがそれ故に数が多すぎて、一人一人の冒険者の面倒をじっくり見てくれないのさ。店の面構えにみんな騙されちまって、あそこに行く初心者は多いがな」 「ふむ……」 ベアトは一理あると思った。 「それと、あそこの宿をどう思う?」 今度は辻の反対側にある冒険者の宿を男は指差す。 店の構えは先ほどよりは小さいものの、それなりに大きく屈強そうな男たちが何人も出入りしていた。 「……あそこは上級者用の店だろう。おそらくな」 「その通り!で、問題だ。あそこの店の生還率を知っているか?」 それこそ知る由もない。 「……4割」 「かーっ!馬鹿言っちゃいけねぇぜ!2割だよ2割!あとはみんなおっ死んじまう命知らずが行く店だよあそこは」 「そんな店になぜ人が出入りする……?」 「そりゃ決まってるだろ。これだよこれ」 男が指でわっかを作る。 「ハイリスクハイリターンってな。あそこの店は払いだけはいいんだがな。何せ冒険者なんて消耗品だと思っている節がある。とてもじゃねぇが嬢ちゃんたちが行っちゃいけねぇよ」 ここまで来ると、この男の言わんとしている事がなんとなく解ってきた。 「ふむ、つまり……もっと初心者用のいい店があると……?」 「おっ、察しがいいじゃねぇか。つまりはそういうことだよ」 ここでベアトは真偽判定をしかける。 出目はよかったが男の真意を見抜くまでには至らなかった。 ただ、なんとなくだが嘘は吐いていないように思った。 「どうする、リタ?」 「わ、わたしはあなたに付いて行きます…!あなたが決めてください!」 「………………」 果たしてこの男の行っている事を信用していいかどうかは解らなかったが、 ここで立ち往生していても仕方がないとベアトは思った。 いずれにせよ何らかのアクションを起こすべきだ。ならば……。 「わかった。案内してくれ」 「いいねぇ。即決かい。じゃあ俺に付いて来な」 この男の真意は自分で見定めるしかないとベアトは思った。 【導入編 ヘング】 様々な交易品を載せた馬車の隊列が、今まさにロシレッタの入り口に到着した。 ジプシー。流浪の民の一団だ。 彼らは特定の住まいを持たず、様々な街で交易品を売り買いしては利益を上げ、 またその金で旅をするという特殊な価値観をもった人々だった。 そのジプシーの一団から離れようとしている、まだ少年の面影すら残っている若い男がいた。 黒髪、黒瞳、褐色の肌。やや高めの身長と、引き締まった痩躯の体。 髪は短いが左側のこめかみ辺りから鎖骨くらいまでの三つ編みが二本あり、明るい色の紐を編み込んでいる。 左腕(拳)に太陽、右脚(脹脛)に月の刺青があった。 彼は馬車から飛び降りると、陽の光を浴びながら大きく伸びをした。 「本当に行くのか、ヘング?」 彼の仲間のジプシーらしき男が声を掛ける。 「ああ、行くよ。俺はこの街で冒険者になる」 きっぱりとした口調でヘングは言った。 「何も自分から危険に飛び込んでいくことはないんだぞ。このまま流れる生活をやっていたって……」 「わかってるよ。それでも俺は冒険者になりたいんだ」 再度のヘングのきっぱりとした口調に、仲間の男はそれ以上は何も言うまいと思ったようだった。 「第一、あの糞親父でさえ冒険者でやれてるんだ。俺にできないはずがないだろ」 糞親父という言葉に男は苦笑いをした。 「ああ、そうだな。お前ならできるさ、ヘング」 男は優しげな顔でそう呟いた。 「みんなに別れの挨拶はいいのか?」 「大丈夫。昨日のうちに全部済ませた」 「そうか。ならこれを持って行け」 木片がヘングに手渡される。 「割り符だよ。ここで馬車の一団と待っているよりは、一人で行ったほうが早く入れるはずさ」 「ありがとう」 そういうが早いかヘングは入り口に向かって真っ直ぐに走っていった。 後ろさえ振り向かず。 「流浪の神よ。どうか彼の行く先に幸運を」 仲間の男は聖印を握り締めながら、自分の信ずる神に小さな祈りをささげたのだった。 男の言ったとおり、一人で通行すると、割り符を見せるだけでヘングは簡単に中に入ることができた。 「ここがロシレッタか……」 ザルツ地方のあちこちを流れていたヘングだったが不思議とロシレッタだけとは縁がなく、 やって来たことがなかった。 初めて見る街。だからこそ新しい自分になれるかもしれないとヘングは思った。 ふらりと街の中に踏み出すヘング。 それがドンッという衝撃とともに何者かに妨げられた。 慌てて周りを見渡すが、誰の姿もない。 「いやあ、ゴメンゴメン」 足元から声がかかる。 「大丈夫かい?」 見ればグラスランナーの子供だった。 いや、実際に子供かどうかはわからないのがグラスランナーなのだが、とにかくヘングはそう思った。 体をまさぐって、財布の所在を確認するヘング。 「ああ、大丈夫みたいだ」 二重の意味の大丈夫に、このグラスランナーも思わず苦笑い。 「お兄さんはここは初めて?僕はピロロ。よろしく」 「ヘングだ。よろしく」 短く名乗りあった後に、互いに軽く握手をする。 「ピロロはこの街は長いのか?」 「それなりにね。1年…2年…、あれ待てよ…6年だったかな?」 グラスランナーという種族に時間の概念は薄い。 なのでどうしても言うことが適当になってしまう。 それを知っていたヘングは、とにかく自分よりは詳しいものとして聞き流すことにした。 「なぁ俺、腹が減ったんだけど、どこかいい店を知らないか?」 「ご飯?なら安くていい店を知ってるよ。ぶつかっちゃったお詫びに教えてあげるから付いてきて」 ひょこひょこと細い路地へ歩き出すピロロに、ヘングは疑う事もなく付いていった。 「ドワーフのおっちゃーん!いつもの2つー!」 「あいよー!ちょっと待ってな!」 しばらく待つと軽食と呼ぶにはたっぷりすぎる量の食事が運ばれてきた。 しかもそれなりに美味い。これで1つ2ガメルは破格だった。 食事をしながら二人は会話を交わす。 「お兄さんはこの街へ何をしに?」 「俺は冒険者になりに来たんだよ」 「へぇー、冒険者かぁ。ううーん」 ピロロは難しい顔をする。 「あまりお勧めしないけどね。大抵みんな死んじゃうよ?」 「みんなそう言う。それでも俺は冒険者になりたいんだ」 「ううーん、まずコネとかないとなぁ。変な店に当たったら大変だし」 ピロロはますます難しい顔になった。 「そういうピロロは何を?」 「え?僕?冒険者だよ!バードとスカウトとー……、あれ?あとなんだっけ?」 あっけらかんと答えるピロロ。 「なら、今コネができた」 「え?!コネって僕のこと!?」 「そうだけど?」 ヘングもヘングであっけらかんと答える。 「なら先輩だな。よろしく頼むよ、先輩」 そしてその場に2人分の食事の代金、4ガメルをそっと置いた。 「え?うん!もちろん任せてよ!」 オゴリにすっかり機嫌をよくしたピロロはあっさりと陥落した。 ピロロ。安いグラランであった。 【導入編 クロウ】 「ふーむ……」 ロシレッタのとある冒険者の宿に、仕事を求めて掲示板を眺めるとあるシャドウの姿があった。 「あかん…あかんなぁ…」 そのシャドウは頭を掻きながらポツリと呟く。 「このクロウ様にふさわしい仕事が全然あらへん」 どうやら掲示板をざっと眺め終わったようだが、彼の満足するようなものはなかったようだ。 「なぁ親父」 店のマスターに馴れ馴れしく話しかけるクロウ。 だが別に彼はこの店に所属しているわけでもなければ、店主と知り合いでもなかった。 「なんか隠しとらへんか?こう1人用のおいしい仕事っちゅう奴を」 誰にでも馴れ馴れしい。それは彼のスタイルだった。 彼はその場の主導権を握らなければ、とことん気がすまないタイプだった。 隠避主義のシャドウにしてはかなり珍しい性格をしていると言っていい。 「知らんな」 店主はぞんざいに応える。 こういった手合いの輩は付け上がらすとキリがないのを、店主は経験から知っていた。 「そんなことないやろー。ホンマはあるんとちゃうかー?」 「知らんと言ったら知らん。他の仕事が欲しけりゃパーティーを組め」 「それが出来へんから、言うとんのやろ」 パーティーを組めば仕事の選択の幅は広がる。 だが彼が主導権を握れそうな組は、生憎と見つかっていなかった。 「かーっ!どいつもこいつも世間ズレしよってからに!もうちょいこう……このクロウ様が転がせそうな組はおらへんのかい!」 「そんなことを言って選り好みをしているから、いつまでたっても組める相手が見つからないんだよお前は」 店主は辛辣に言った。 「今は地道にドブさらいでも、猫探しでもなんでもやるんだな」 「けっ!そんなチンケな仕事やってられへんわ」 ドン!とカウンターを叩く店主。 「いいかげんにしろ!世の中そんなおいしい話がそうそう転がっているとでも思うのか!ウチが気に入らなきゃよそへ行け!」 とうとう堪忍袋の緒が切れた店主がクロウを怒鳴りつける。 だがクロウの興味はとっくにそこにはなく、視線は窓の外にいる女性2人と中年の男に注がれていた。 クロウは聞き耳を立ててじっと経過を見守る。 そしてその場から彼女たちが立ち去ろうとした時、 「なぁ親父」 店主に向かってクロウは言い放った。 「昔から鴨は葱背負ってやって来るのが相場やと決まっとるんやで」 ニヤリと笑い、言うが早いか、クロウは店を飛び出すと雑踏の中に紛れ、 あくまで自然な形で彼女たちの後を追っていった。 【導入編 ロイ】 また同時にその頃、とある冒険者の店に仲間を求めてさまよう男の姿があった。 帽子を被り角を隠している彼は実はナイトメアだったが、誰もそれに気づく様子はない。 おっとりとした雰囲気の彼にその帽子は妙に似合っており、 また、手にした楽器が彼がバード、吟遊詩人であることを示していた。 つまりは芸術肌の人間であり、それならば帽子のひとつもファッションとして 被るだろうという妙な思い込みを周囲の人間に持たせていた。 「ねぇ、女将さん」 彼がその店の店主である女将に話しかける。 「なんだい」 「少し店の隅っこで演奏させてもらってもいいかな?」 女将は少し考えたが、 「別に商売の邪魔にならなければいいよ。勝手にしておくれ」 「ありがとう」 軽い会釈を返すと、彼は言ったとおり店の隅に陣取り、ゆったりとした曲調の演奏を始めた。 あくまで店の楽しげな雰囲気を壊さないような緩やかな演奏だ。 それに気づいた周囲の者は、彼に軽く口笛を吹いたり、合いの手を入れたり、 また拍手を送ったり、手を振ったりしてくれた。 最初のうちこそ周囲の興味を引いた彼だったが、1~2時間もすると飽きられたのか、 はたまた彼の演奏は店のBGMとして溶け込んでしまったのか、 誰の興味も引かないようになっていた。 やがて彼は演奏を終えると、 「やっぱり今日も駄目だったかな」と軽く呟いた。 だがあまり沈んだ様子はなく、その呟きは 明日は明日の風が吹くさと言わんばかりの飄々とした雰囲気だった。 椅子から立ち上がると彼は女将の元へ向かう。 「女将さん、すみません。今日ここに泊まりたいんですけど」 「ああん?ちょっと待っておくれよ」 ペラペラと宿の台帳をめくる女将。やがて 「すまないねぇ。生憎今日は満室なんだよ」 といった返事が返ってきた。 「悪いけど他の宿を当たっておくれ」 「そうですか。仕方ありませんね」 そう言うと彼は手荷物をまとめて宿の外へ出た。 「さて、どうしようかな」 太陽もそろそろ傾いてきた中で、彼はそう一人ごちる。あくまで飄々と。 「はぁい♪」 突如彼の後ろから声がかかった。 「こんにちわ。さっきの演奏、素敵だったわよ」 彼に声をかけたのは、金髪の髪を後頭部でまとめて結ったエルフの女性だった。 「ああ、それはどうも」 にっこりと彼は微笑み返す。 「あなた、宿を探しているの?」 「ええ、まあそうです」 「あとはそうね……ついでに仲間も探してたりする?冒険者の」 「え?どうして解ったんですか?」 「だってそれ、魔法の発動体でしょ。そのレイピア」 彼女に指摘され彼は頷き返す。 「ええ…一応護身程度に魔法も使えますけど…」 「演奏しながら、入れてくれるパーティーを探してたか。随分悠長な話ね。 もっとアクティブにいかないと仲間なんて見つからないぞ?」 指先で軽く額を押される。痛くはなかった。 「そうかもしれませんね」 彼は言う。 「でもじっくり探したいですから。できれば僕の演奏を気に入ってくれる人を」 「ふーん」 エルフの女性は値踏みするように腕を組み、彼を眺めるとやがて言った。 「今夜の宿、紹介してあげよっか?ついでに仲間も」 「え……、いいんですか?」 「もちろん。付いてきて」 彼は彼女を疑うようなことはしなかった。 これは突如吹いた風だと思った。 自分が待望していた、”明日の風”だと。 「僕はロイです。あなたは?」 「サリアよ。よろしくね」 潮風の吹く中を二人は連れ立って歩き出した。 【合流編】 住宅区のさほど大きくもなければ、小さくもない中規模程度の路地を 中年の男はずんずん進んでいき、その後を二人はついてゆく。 ベアトとリタはお互いに無言だった。 リタは不安から。 ベアトは警戒心からだ。 やがて住宅の立ち並ぶ路地の中心地で、男の足は止まった。 「着いたぜ」 相変わらずのにやけた笑い顔だが勘に障るようなことはなかった。 この男の場合、これがデフォルトなのだ。 にやけた顔があまりに自然体過ぎて、見る者の不快感を誘うようなことがない。 そして、男が親指でクイと示したその建物は…… 「なぁ……、ここが本当に冒険者の店なのか……?」 「う、ウナギの寝床ですぅ……」 あまりに小さかった。 住宅と住宅の隙間の間に無理矢理に押し込めたようなその外観は あまりに小さくとても何かの商売をやっているようには思えない。 奥に細長く伸びている様子から、リタのウナギの寝床という評価はぴったりだった。 ただ、小さな黒板が表に出ていて、そこには石灰で 「灰煙の暖炉亭」と書かれている。 それがかろうじてだが、ここが冒険者の店なのだということを主張していた。 「さ、案内したぜ。とりあえず立ち話もなんだから中に入ってから……」 「おうおうおう!見ちゃおれんわ全く!」 そこに突然に割って入ってくる人影があった。 「かーっ!あかん!あかんで姉ちゃん達!己ら絶対この男に騙されとるわ!」 そこに入ってきた人影の種族はシャドウ。クロウだった。 割って入るタイミングを見計らっていたのか、そのままベラベラとまくし立てるクロウ。 「こないな怪しげな冒険者の店がどこにあるっちゅうねん!このままホイホイついて行ったら、どんな酷い目にあわされるか分かったもんやないで!かーっ、この善良なクロウ様はとてもじゃないが黙って見ておれんわ!」 大仰に頭を抱え、天を仰いでみせるクロウ。 「よっしゃ!姉ちゃん達、アンタらがこの男に騙されんようワイが見張ったるわ!な?決まりや!」 ガシッと二人の肩を抱え、クロウは有無を言わさずついてくるつもりのようだった。 その様子を見て、相変わらず中年の男は「くっくっくっ」と肩を揺らしながら笑っている。 真偽判定でクロウの言うことの真意など、とっくにこの男にはバレてはいるのだが……。 「まぁ、この際2人でも3人でも構わんさ。入ってきな」 男が首を揺らし、3人に入ってくるように促す。 激しい不安を抱えながらも、ベアトとリタ、そして主導権を握れる気満々のクロウは店の中へと 促されるまま踏み込んでいった。 中へ入ると一様に3人の目は丸くなった。 一見うなぎの寝床風に見えたその外観は、ただ奥へと続くための店の通路であり、 本命はその奥に広がっていた広い空間であった。 半分あばら屋のようだった外観からは、想像もつかないほどの内部の堅牢な石壁造り。 広く洒落たバーカウンターに、冒険者たちが腰を落ち着けるためのテーブルがいくつもある。 宿屋へ続く上へ昇る階段と、ワインセラーでもあるのか地下室までありそうだ。 中にさえ入ってしまえば、ここは立派な冒険者の店であることに疑いようはなかった。 そんな様子を見て中年の男はにやにや笑いながら、 「ここが俺の城さ」とうそぶいた。 「さて、そろそろ自己紹介と行こうか。俺の名はグレモア=オールドスタース。 お察しの通り、この冒険者の店の店主なんてものをやっている」 呆気にとられたままの3人だったが、いち早く正気に戻ったクロウが主導権を握られまいと切り返す。 「ワイはクロウや…。まぁ見たまんまの斥候やな。お宅らは?」 「…私はザイアの神官戦士、ベアトリーチェ=オークスだ。ベアトでいい」 「…リタですぅ。キルヒア様の神官やってますぅ」 「くっくっくっ。戦士と斥候と神官か。まぁまぁのバランスだがな」 グレモアは呟く。 「新米さんたちがパーティーやるんだったら、もう1人2人は欲しいところだ」 「はぁ……全く人が悪いで、おっちゃん」 クロウはすでにこのグレモアに対する評価を、侮れない人間に切り替えていた。 だが主導権だけは死んでも握られたくない。 「このままここで待っとっても、こないなけったいな場所にやってくる奴なんかいるわけないやろ」 と、嫌味をとばす。 「くっくっくっ。さて、どうだかな……?」 再び含みのある笑いをするグレモア。 まるでこの先の展開を分かっているかのような笑いだ。 「おーい、おっちゃーん!」 すると店の扉が突如開き、ドタドタと1人のグラスランナーが入ってきた。 「おう、どうしたピロロ」 「冒険者になりったいって奴がいるんだけど、連れてきたよー!」 「だとさ」 グレモアはにやりと笑う。 「ぐぬぬ……」 クロウは不服そうだ。 後から入ってきたのは、まだ少年の面影の残る、それでいて精悍な感じの若い男だった。 「ピロロ。こんなところで大丈夫なのか……って中は意外と広いんだな……」 そう言って店の中をキョロキョロ見回している。 やがてこちらと目が合うと。 「こんにちわ」 と、あまり感情のこもらない声で言った。 「お、おう。よろしゅうな」 どことなく掴みどころのない超然とした雰囲気にクロウは少したじろぐ。 だがよく見れば、まだ少年の面影すらあるではないか。 これならば、自分が主導権を握れるのではと内心ニヤリとする。 「やー、よくきてくれたわ!自分ら仲間をちょうど探しとったんやで! これも何かのお導きやわ!自分うちらのパーティー入らへんか?」 馴れ馴れしく勧誘を開始する。 「ああ、俺は構わないけど」 あっさりと承諾する少年。 「俺はヘングっていうんだ。よろしく」 「クロウや」 「ベアトリーチェだ」 「リタですぅ」 「ふむ」 グレモアが顎を掻きながら言う。 「見た感じそこの少年は拳闘士か。あとは魔法使いがいれば最高だが……」 そこで突如再び店の扉がバンと開いた。 「サリア。店の扉はもうちょっと静かに開けろ。あそこだけはボロいんだからな」 「わざとボロくしてるくせに文句言わないの。おやおや~?何だか人数が集まっちゃって。 やあやあ、こんちわ~。あのねー、冒険者志望の奴連れてきたよん。 吟遊詩人の魔法使いなんだけど、ひょっとしたらご入用かな?」 後ろからひょこと顔を覗かせたのは、おっとりとした感じの帽子を被った男だった。 やはり店の外と内の落差に目を丸くしている。 「あ、どうもこんにちわ……」 第一声のその弱腰な態度にクロウのセンサーが敏感に反応する。 こいつはチョロいタイプだと。 「君のような人材を待っていたんや!」 ガシッと帽子の男の肩をつかむ。 「己、名前は」 「あ、どうも、ロイです……」 「ワイはクロウっちゅうもんや。兄ちゃんウチのパーティー入るやろ?これからよろしく頼むわ。なっ?」 もう決定事項だとでも言うようにクロウは圧す。 「は、はぁ……よろしくお願いします……」 それに対して生返事ながらもロイはあっさり承諾したのだった。 「さて、全員自己紹介も終わったし技能も把握したな?」 「おう、グレモアのおっちゃん。これで晴れてパーティー結成や!問題ないやろ? 早速依頼を回してくれや」 「ところがそういうわけにはいかねぇ」 グレモアはニヤリと口の端を吊り上げる。 「これからお前らにはテストを受けてもらう。この店の冒険者として相応しいかどうかのな」 「なるほど、そういうことかいな……」 クロウは天を仰いだ。 「テストですかぁ……?」 リタがピロロを抱きしめながら不安そうに言う。 ロイも同様に不安そうだ。 「俺は別に構わないさ。冒険者になれるならなんでもな」 ヘングはあくまで泰然としている。 「そうだ、テストだ。といってもまぁ簡単なもんだぜ? この程度の障害も乗り越えられないようじゃ、はっきり言って冒険者には向いてねぇ。 そいつを見極めるためのこのテストだ。意味は分るな?」 グレモアはゆっくりと周囲を見渡す。 そして、一つの紋章が描かれた紙を取り出した。 それを一番近くにいたヘングに手渡す。 「こいつは何だい?」 「この店に所属している連中のつけているエンブレムさ。 こいつは特別製でな。魔力を込めると蒼く光るようになってて偽物は作れねぇのよ。 お前らにはこいつを取ってきてもらう。1個でいい。1個取ってくりゃ残りは人数分複製してやるよ。 まぁ、この店に所属してるっつー身分証明だな」 「ふむ、グレモア殿。少し確認したいのだが」 それまで黙して様子を伺っていたベアトが口を開いた。 「これは依頼という扱いにはならないのか?」 「残念ながらならん。お前らはまだこの店の冒険者じゃないからだ。 すべてはこのテストをクリアしてからということになるな」 「どうしても駄目か?世の中には支度金という概念もあると思うのだが」 「駄目だ。ここばっかりはゆずらねぇよ」 グレモアは頑として言った。 「うむ、駄目か……ならば仕方ないな……」 ベアトは肩を落とす。 「なんや戦士の姉ちゃん。割とキッチリしとるとこあるやんけ。もう報酬の交渉かいな」 「いえ、……それがベアトさん。今所持金が0ガメルだそうで」 「わっはっは!なんやそれ!おもろい姉ちゃんやな!」 クロウは腹を抱えて笑った。 「よかったら金貸したろか?100ガメルからの利息はトイチと言いたいとこやが、 今回は特別に月一で1割でええで?」 「む?貸してくれるのか?お前イイ奴だな」 「わっはっは!ひー、やめて!腹が捩じ切れてしまうわ!」 クロウは笑い転げている。 「それで、どこに行けばこのエンブレムはあるんでしょうか?」 ロイが言った。 「ああ、ここから街の外に出て2時間くらいのところにある、街道から外れた森の中にある洞窟だよ。 ちょっと判りにくくなってるから待ってな。今地図を出してやる」 グレモアが地図を広げた。 「ここの森にちょうど隠れるみたいにして洞窟がある。知ってる奴か、よほど高レベルな奴じゃなきゃ発見は不可能だな。注意深く探せよお前ら」 「おう、その辺はワイに任しとき。斥候やから鼻が利く」 「で、出発はどうしましょうか?今からいきますか? 陽が少し傾いてますから、今から行くと帰ってこれるのは夜になると思うんですけど」 「こんなもんチャッチャッと済ますに限るわ。さっそく行くで」 「私も特に異論はないな。さっさと依頼を受けられるようになりたいしな」 「わたしも夜目は効きますから大丈夫です」 「じゃあみなさん今から出発で……」 「嫌だ」 話がまとまりかけたところにきっぱりとした反対の声が上がった。 ヘングだった。 「俺は嫌だ。明日の朝を待って行くべきだと思う。夜道は危険だ」 その口調は有無を言わせない感じのものだった。 (な、なんや、この小僧……。せっかく話がまとまりかけてたっちゅうに……) クロウは頭を抱えた。 「あんな。慎重なのは結構やけどな、お宅、もう少し空気読めや」 「関係ない。俺は夜は危険だって言ってるだけだ。間違ったことは言ってない」 ヘングは頑として譲ろうとしない。 「とにかく俺は明日の朝行くよ」 ベアトも頭を抱える。 この少年の言わんとすることは分かる。正論だ。が、これではあまりに協調性がない。 難儀なのがパーティーにいたものだと正直扱いを決めかねた。 「……なぁ、少年。君の言わんとすることはわかるぞ。物事には常に最善の状態で臨むべきだ。 だが、我々は冒険者なんだ。常に状態が最善だとは限らない。 最悪の中の最善を希求するのが冒険者であるべきなんだと私は思っている。 私の言っていることは間違っているか?」 「……難しいことはよくわからないな」 (あわわわわ……ど、どうしましょう?!) リタはピロロをギュッと抱きかかえたままオロオロしている! ピロロは苦しそうだ! ピロロの脱出判定! ファンブル! ピロロは50点の経験値を得た! 「あ、あのですね……、もう一度多数決をとりたいと思います! こ、このまま出発するべきだと思う人は挙手で!」 ヘング以外の全員が手を挙げた。 「あのですね、ヘングさん!」 「なんだ?」 「あ…、あなたを負け犬ですっ!」 ビシィ!とヘングを指さす。 他の全員はポカーンとしてしまった。 「よ、要するにですよ!他のみんなが行くって言ってるのに、あなただけ行かないのは卑怯だって言ってるんです!臆病ものです!チキン野郎です!それであなたはいいんですか?!」 ヘングはその言葉にちょっとムッとしたようだったが、少し考え込むとこう言った。 「負け犬は……嫌だな。わかった俺も行くよ」 意外なほど素直にその言葉に従ったヘングだった。 怒った様子も特にない。 リタは内心ホッとしていた。 そしてその後に、 (胃薬が欲しいですぅ……) と思ったという。 ピロロは腕の中で気絶していた。 その後、食料の買い出しや交換会などを行い、 なにはともあれパーティーは初めての冒険に向けて出発することとなる。 ヘングは内心で思っていた。 (これが冒険者なのか……?) ジプシーであった頃にはほとんど無かったと言っていい意見の食い違い。価値観の違い。 そして各々の行動の違い。理念の違い。 あまりにも皆の持っているものが違いすぎる。 それでも尚、行動を共にし続けるパーティーという存在の在り方が 彼には不思議だった。不思議でならなかった。 けれど、知りたいと思った。 (なあ、糞親父……。これがあんたの見ていた風景だったのか?) 【冒険編】 地図どおりに街道沿いを進み、目印の小さな岩山と手前に森のある場所に着くと 意外なほどあっさりと目的の洞窟は見つかった。 「なんや、あっけないな」 先行偵察して洞窟を見つけ出したクロウは呟いた。 「ま、テストいうとったしこんなもんなんやろうか」 「あまり気を抜くなよ。あの店主のことだ。中まで同じとは限らんのだからな」 「へーへー。わかってますってからに」 まず隊列を決める。 先頭にクロウ。そのすぐ後ろにベアト。 リタとロイが真ん中に入り、背後の警戒用にヘングといった陣形だ。 洞窟は明らかに人為的に手の加わった形状をしており、 周囲に生えた苔が薄く発光している。 また洞窟の天井からはいたるところから月光が降り注いでいるため、 暗視や松明などは必要なさそうだった。 警戒しながらクロウが進んで行く。 入口に罠がないのは先行偵察で調査済みだ。 中に入ると道はいきなり左、正面、右と3つに分かれていた。 この道のどれを選べば果たして正解なのだろうか? 「ここはこのクロウ様の出番やで。世の中には左手の法則っちゅうもんがあってな……」 「ふふふ。甘いなクロウ」 「なんや、ベアトの姉ちゃん。妙に自信ありげな顔しおってからに」 「ふむ、左手の法則は私もよく知るところだが、最近のダンジョンアタックの法則は違うらしい。 今もっとも流行りのナウなダンジョンアタックの法則はだな……」 一拍間をおいてベアトは言う。 「『急がば真っすぐ進んじゃおう』 byニーチェだ!」 「な、なんやってーー!!」 クロウが仰け反る。 「そんな法則が最近の流行りなんかい!知らんかったわ!」 「ふふふ、そうだろうそうだろう。だがニーチェの言うことだからな。 先達の偉人の言うことは聞いておいたほうがいい。それに……」 「そ、それに……?(ゴクリ)」 「何かあってもすべてニーチェのせいにできる!」 「ぐはあ!な、なんちゅうお得な法則やそれは!それはもう乗るしかないで!このビッグウェーブに!」 後ろではリタとロイがそんな二人を生温かく見守っていたが、 正直どうでもいいから早くしろよ、と思っていた。 「というわけで真っ直ぐ進むぞ!異論はないな!」 「「「おー」」」 後衛組からは生返事が返ってきた。 まっすぐ進むと、途中曲がりくねってはいたが特に勾配もなく、楽に進むことができた。 しばらくすると開けた場所に出る。 そこにはモンスターの姿を4体確認することができた。 「キルヒアさま、キルヒアさま。あのモンスターの正体を教えてくださいな……っと」 リタが自分の神に、ものすごく適当に祈りを捧げているが大丈夫だろうか? 「大丈夫です。さすが kill here さま。 あのもんすたーどもをブチ殺せと、弱点まで教えてくださいましたよ☆ 連中はオークで、炎ダメージ+3ですね!」 鼻息を荒くするリタ。 「なぁ……ベアトの姉ちゃん。あの子実は過激派とかそういう感じの子だったりするん……?」 「……いや、ティダンならまだしも、キルヒアの過激派とかあまり聞かないような……」 本人の元々の性格だったら嫌だなあと2人は思った。 「とにかく、モンスターの正体はわかりましたけど、どうしましょうか?」 視界に完全にお互いが入ってはいるが、オークに動く気配はなかった。 つまり視界に入った程度では動くなと”命令されている”のだ。 「あんまり考える必要ないんちゃう?」 「そうだな。あのオークにどういう命令がなされているにせよ、後顧の憂いは断った方がよい」 二人はスラリと抜刀する。 「そうなると俺の出番だな」 待ちくたびれたといわんばかりに、ヘングも前線に出てきた。 「おそらく後方からの襲撃はないよ。勘だけどね」 「同感や/同感だ」 「ワイと小僧が先に突っ込むから姉ちゃんは、様子を見て不利そうな方についてや」 「任せておけ」 ここは流石に前衛同士の阿吽の呼吸である。多くを語る必要もない。 「それじゃ……行くで!」 「「応!」」 戦闘が始まった。 「まずはワイから行くで!」 この中で一番素早いクロウが突っ込む。 「左の奴や!覚悟せい!」 素早く剣を突き出す。クリティカル! 「もう一丁!」 切り返しの一撃も決まり、かなりの手ごたえがあった。 「よっしゃ!絶好調やで!」 「次は俺だ!右の奴だ」 ヘングも果敢に突っ込んでいった。 が、殴りかかろうとしたところで、途中で運悪く石ころに足を取られてしまう。 バランスを崩し、前につんのめる。 「くっ……この!」 だがヘングは両手を地面につけたかと思うと、身体を回転させ舞踏のように跳ね上がる。 それと同時に相手に蹴りを見舞った。 浅い当たりだが、それは相手に確実にダメージを与えた。 すでにヘングは素早く態勢を整えている。驚異的な身体バランスだった。 「ベアトリーチェ推して参る!」 ベアトはヘングの方へ突っ込んでいった。 「緊張しているのか少年!?加勢するぞ!」 ベアトはかばうを宣言! しかしヘングはこれを拒否。 「なっ……どういうつもりだ、少年!」 「女なんかに庇われてたまるかよ!」 「馬鹿か貴様!戦場に立つ者に男も女もあるか!訂正しろ少年!」 「それでも嫌だね!」 流石にカチンときたベアトだったが、言い争っている場合ではない。 ブロードソードを振り下ろす。 これも相手に確実にダメージを与えた。 「次は僕です!今アンビエントを……」 「何言ってるんですか?!相手はオークですよ?!効きませんよ!」 「あ……」 危うく失態を犯しかけるロイ。 「が、頑張って!」 ロイはエールを送っている! 「相手が魔法生物じゃバニシュは効きませんね……皆さん頑張って!」 リタもエールを送っている! 今度はオーク側が襲いかかる番だった。 「オオオ……」 ゆっくりとした動きだが、それなりに破壊力のありそうな攻撃がクロウとヘングを襲う。 まず最初のオークの攻撃がクロウにヒットした。 「くっ……!」 「クロウ?!」 「大丈夫や!カスあたりやで!」 事実たいしたダメージにはなっていないようだった。 「ほいさっ!」 次の攻撃は完璧に回避してみせるクロウ。 「次がそっちに来るで!」 残りの2体がヘングを襲う。 だがヘングはその身軽な動きで、相手の攻撃が当たるのを許さない。 「かばわれなくったって問題ないね!」 どこまでも強気のヘングだった。 そしてこちらの手番。 「倒してやる!」 意気込んで攻撃を仕掛けるヘング。だが、その拳は空を切る。 「フェイントだ!ノロマのオークめ!」 オークの態勢が崩れたところで渾身のけりを見舞った。 クリティカル×2! オークはその蹴りで粉砕された! 「やるじゃないか少年!」 そう言ってベアトはクロウが相手をしていたオークのほうに向かった。 「ふん!」 ブロードソードを横薙ぎにするも、その剣は虚空を切った。 「くそっ!」 「ワイがなんとかする!」 クロウの攻撃。これも確実にダメージを相手に与える。 だが相手はまだ倒れない。 「むっ……ずいぶんと頑丈な……。そうか!気をつけろ!こいつら”かけら入り”だ!」 「かけら入りですか……」 リタの見識判定。ファンブル! 「ひょ、ひょっとして人類の天敵ですかー?!」 「そうそう。あいむしんかーとぅ~とぅ~とぅ~……ってそいつは”首輪付き”だ馬鹿者!」 ベアトは珍しくノリ突っ込みをした! あとどうでもいい知識だったので、リタに50点は入らなかった! オークたちが襲いかかるがクロウもヘングもひらりとかわす。 ベアトが唯一もらうが1点しか通さない。 「今度こそ私が倒す!」 気合一閃。ベアトの攻撃はクリティカル!2体目のオークを撃破! 「ひゅ~っ!やるな姉ちゃん!」 クロウもそう言って攻撃を仕掛けていく。 数の優位を確保した時点で趨勢は決した。 ベアトが軽くダメージをもらった程度で、後はあっさりと片付いた。 「回復しますか~?」 リタが尋ねるが 「いらんいらん」「心配無用だ」 とクロウもベアトも答える。 ロイが「お役に立てませんでしたね……」ともらしたが、 「なぁに。次に活躍すればいいだけの話だ」 「せやせや」 と励まされていた。 とにかく初の戦闘に無事勝利したパーティーだった。 戦利品の剥ぎ取りを済ませると、一行はさらに奥へ向かってゆく。 するとまたすぐに開けた場所に出た。 今度はさらに大きな空間で、おそらくここがこの洞窟の最奥であろうことを伺わせた。 そして奥には。、半分木々に埋もれるようにしてログハウスが建っている。 そのログハウスのテラスでは、一人の女性が何やら書き物をしていた。 静謐な空間には、たださらさらと紙の上に筆の走る音だけが聞こえる。 そして女性ははたと手を止め、考え込み、やがてまた筆を走らせる。 それが繰り返されていた。 その間に、わずかに身じろいだベアトの金属鎧の音がキシと響く。 するとその女性はこちらの存在に気づいたらしく、ゆっくりと立ち上がりながらその身をこちらに向けた。 その女性はまさしく絶世の美女と呼んで差支えないほどの美貌だった。 肩口まで緩やかに伸びた艶やかな銀髪に、儚げな面持ちはまさに精霊を思わせる。 容姿は人間の20代ほどに見えるが、実際の年齢をその雰囲気から測ることはできなかった。 半ば呆気にとられて動けない一同の中で、唯一ヘングだけが何事もなかったかのように口を開いた。 「こんにちわ」 短い挨拶だった。女性は少し首を傾げ、 「……こんにちわ」 と同様に短く返した。どうやら対話の意思はあるようだ。 「何か用…?」 と聞かれ、すかさずクロウは 「姉ちゃん、エンブレムを知らんか?」 と尋ねた。 すると、また女性は少しだけ首を傾げる。 20秒経過。 「……エンブレム?」 「せや。ワイらはエンブレムをここに探しにきたんやが、知らへんか?」 40秒経過。 「……紋章?」 「エンブレムちゅうたらそれしかあらへんやろ」 1分経過。 「……よく分からない?」 クロウはずっこけた。 「あ、あかん……。この姉ちゃんめっちゃ苦手なタイプやわ……。だれか代わってや……」 この女性の間延びした独特の会話テンポに、普段おしゃべりなクロウはついていけないようだった。 「あの……グレモアさんを知らないでしょうか?」 ロイがバトンを受け取った。 「……グレモア。知ってる……」 「そうです。僕らはそのグレモアさんから、特別な紋章を取ってくるように言われているんですが なにか御存じないでしょうか?」 また、女性は少し考えだした。 やがて何かを思い出したかのようにポンと手をたたくと、 「……ちょっと待ってて」 と言って、奥に引っ込んでいった。 しばらくすると戻ってきたその手には、 「……これの事?」 ひとつのブローチが握られていた。 そのブローチにかかれた紋章は、グレモアから預かった紙に描かれているものとそっくりだった。 「……あげる」 ロイの手にそのブローチをそっと握らすと、彼女は家の中へと引っ込んでしまった。 「なんやったんや……あのけったいな姉ちゃんは……」 「さあ……。今のところよくわかりませんが、どうやらこれが確かに目的のもののようですよ」 「何故そうわかる?」 ベアトが問いただすとロイは 「だってほら」 己の魔力を発動させ、ブローチに込める。 すると紋章が静かに蒼く輝きだした。 「条件通りのものですからね。おそらくきっとこれです」 ロイは妙に確信に満ちた声で言った。 「さて、目的の物は手に入ったし、帰ろうか」 と言うヘングの言葉にクロウがすかさず反論。 「いやいや、あのおっちゃんは『漁れるもんは漁って来い』言うてたんやから、まだ行っとらんトコも回ろうや」 それに対し、ヘングは、 「他人の住処を漁るのはやめようよ」 冒険者施行VS一般倫理が勃発したが、 「動物が入り込んでるといけないですし、取り敢えず見て回りましょう」 というリタの発言で、ヘングも一応は納得した。 そして、念のために洞窟内を漁・・・巡回することに。 奥から戻ってきて左側(入口側から見て右側)の通路へ進むと紋章の形の付いたオブジェが4つ置いてある部屋に着いた。 そのオブジェの前に見慣れない生き物が眠っていた。 リタは正体を確かめようと魔物知識判定を試みたが正体は分からなかった。 しかし、セージ&キルちゃん信仰の意地によりあたかも知っている風を装った。 「あの魔物は、『どんがらわっほい』といって私たちでは到底敵わない魔物ですぅ」 知識を絞り出したように言ってはみたものの表情で「分かりません」と言っていた。 メンバー(ヘング以外)は生暖かい目でリタを眺めていた。 「あれは、放っておいていいの?」 と言うヘングに 「彼我の戦力差が全く分からん奴に挑むのは、『勇気』やなくて『無謀』や」 と、何かを思い出すかのように言い放つクロウだった。 それに対し、ヘングは 「だって、入り込んだ魔物は退治しようってリタが・・・」 「動物を退治するのであって、あんな魔物は対象外ですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 ムキになって汗をかきながら反論するリタ。 目的の品は手に入っているので、魔物を無視して反対側(入口側から見て左側)へ進む一行。 緩やかに右に曲がった通路を進んでいくと次第に暗くなっていき、坂道の麓に着く頃には、松明が無ければ、すぐ先が見えない程暗くなっていた。 暗視の利くクロウが坂の上を覗いても途中が曲がりくねっていて頂上は確認出来なかった。 「こんな坂はチョチョイと登っていけるやろ」 と勢いを付けて駆け上がろうとするクロウだったが、坂の途中に生えていた苔に足を取られて滑り落ちてきた。 皆から冷たい視線が送られるが、 「今のは、準備運動や」 と誤魔化し、今度は足元を確認しながら上り切ったクロウであった。 順に坂を上っていくメンバーだが、最後まで二の足を踏んでいたのは、ベアトだった。 最終的にベアトの体にロープを括り付け、全員で引き上げることにしたが、意外と金属鎧が重く、一度は上げ損ねた一同。 二度目は難なく引き上げ、全員で進むと、オークと戦った広い通路を見下ろせる位置に出た。 ここでこの洞窟を探しきったメンバーは帰路に着いた。 【エピローグ】 「「「「かんぱーい!」」」 洞窟の探索を無事終えたパーティーは、灰煙の暖炉亭に帰還した。 謎の美女から貰ったブローチは確かに本物のようで、グレモアはこのパ-ティーを 無事冒険者として認めてくれたようだった。 支度金として各人に500ガメルずつ渡してくれたりもした。 至れり尽くせりである。 「まったく……、店主殿もお人が悪い」 「言ったろ?すべてはこのテストをクリアしてからだってな。まぁ無駄遣いはするなよ」 そしてパーティーは初の冒険の無事を祝って祝杯を挙げている。 なぜかピロロのおごりで。 「「「ピロロ先輩!ごちになります!」」」 「うん。いいよ~!ジャンジャン呑んでね(´;ω;`)ブワッ」 半分以上酔っているピロロは上機嫌で泣きながらそう言った。 サリアは笑いながらその様子を見ている。 「きゃー!ピロロ先輩素敵ですぅ!私たちにできないオゴリを平然とやってのける! そこに痺れる憧れますぅ!」 「グレモアのおっちゃん!このボジョレーなんとか追加で!」 「僕もエールをもう一杯!」 「私もだ」 「俺は飯をなにか頼むよ。特盛りで」 やはり初の冒険の緊張感からの解放からか、すっかり浮かれあがっているパーティー。 灰煙の暖炉亭には似つかわしくない騒がしさで、順調に夜は更けていった。 ふと気が付くと、いつの間にかグレモアの姿はどこかへ消えていた。 こんな時間にどこへ……? わずかに裏口の扉が揺れているところをみると、たった今出て行ったようだった。 この事実に気付いたのは斥候のクロウと、比較的静かに呑んでいたベアトの2人だった。 2人は目くばせすると、無言でグレモアの後を追った。 ベアトは囮として気付かれ易いようにわざと後ろから。 クロウは屋根の上を伝って追いかける。 やがて街の出入口まで着くと、門を出て行くのが見えた。 クロウは(引き時やな)と考える。これ以上の詮索は何か嫌なことが起こっても不思議ではない。 あの店主はただならぬところがあって、それを知りたいのは山々だが、 世の中には知らなくても良いことというのはあるものだ。 ところがベアトはそのままずんずんと街の外まで付いていくではないか。 (あらら。そのまま行くんかい) 少し思案したクロウだったが、 (ま、ワイには関係あらへんがな) と特有のドライな思考で、宿のほうへと引き返して行った。 やがてベアトがグレモアを追って追いついたのは、先ほど来たばかりの洞窟だった。 グレモアは最奥へと向かう。 「ほらよ。リリアノット。ご苦労さんだったな。悪いがこいつの複製を頼むわ」 グレモアは例の紋章入りブローチを投げて渡す。 「……分かった」 リリアノットと呼ばれた、例の彼女は静かにうなずく。 「……で、そろそろ出てきたらどうなんだい、騎士の姉ちゃん?」 「ふ……。まぁとっくにばれているだろうとは思っていたさ」 ベアトは別に悪びれた様子もなく出てゆく。 「こんな時間に深夜の散歩か?」 「なに、こんな時間にどこへゆくのかと気になってな。 そちらこそ、そちらのご婦人と逢引かな?だとしたら悪いことをした」 「はっ!くっくっくっ!おもしれぇジョークだ」 グレモアは相変わらずにやけ顔で笑う。 「……で、何か用かい?」 「2、3、どうしても聞きたいことがあってな。なに、そんなに時間は取らせんさ」 ベアトは静かに息を吐く。 「どうして我々を勧誘した?」 「たまたま目についたからだ。それ以上の理由はねぇよ」 真偽判定ではこの男の言うことをベアトは見抜くことはできない。 だから、質問は慎重に選ぶ必要があった。 「毎回あんな方法で勧誘を?」 「おうとも。なんなら他の連中に確かめてみればいいさ。少なくともこれは本当だぜ」 「何故だ?あんなやり方では店の利益が薄いではないか」 「単なる趣味だと言ったら信じるか?」 「…………」 「まぁ、俺は胡散臭いからな。疑心暗鬼に陥るのも分かる。だが趣味だ。 信じなくてもいいから、今のところそういうことにしておいちゃくれねぇか」 長い沈黙の後、 「…………わかった」 ベアトは返答した。 「これ以上の問答は無意味だ。私はもう帰る」 「おう、とっとと帰んな。よいこはとっくに寝てる時間だ」 「店主殿」 「なんだ?」 「この世でもっとも邪悪なこととは何だと思う?」 「哲学かい?生憎と教養がなくてな。考えたこともねぇ」 「……そうか」 ベアトは踵を返す。 「邪魔をした」 それだけ短く言うとベアトは去っていった。 奥ではグレモアとリリアノットが何やら話している様子だったが、 内容を聞き取ることはできなかった。 帰り道でベアトは呟いた。 「この世の邪悪とは……この世で最も吐き気を催す邪悪とは。無知なる者を利用することだ 自分のためだけに。自分だけの都合で」 昔を思い出しながら言う。 ベアトは思う。 本当に彼がただのお人よしであればよい。 そう願いたい。だが……ベアトの勘は告げてやまない。 何かがあるとだけ。 それがもし人々を傷つけ、涙させるものであった場合、 彼女は自分の誓いに従って、あの店主を切らねばならない。 「その時はせめて一撃で」 すでに山向こうからは、朝日が昇り始めていた。 session1-1 END 成長 ベアト⇒筋力 リタ⇒生命力 クロウ⇒精神力 ヘング⇒知力 ロイ⇒知力
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/3881.html
KOXX コックス フランスのトライアルバイクブランド。 2013年10月廃業。 関連項目 自転車用語 +... あ行▼ アーガイル アーネット アーレンキー Aaron Gwin Aaron Chase アイウェア ISIS iドライブ Iビーム アウターチューブ 東商会 Adam Craig Adam Hauck 安達靖 アトムラブ Anita Molcik Anneke Beerten アヘッドステム アメリカンバルブ アメリカンBB アルチュラ アルミニップル アレックス アンカー アンサー アンターンダウン Andrew Neethling Andreu Lacondeguy Andrew Shandro アイアンホース アイステクノロジー アイスペック アイドゥン アキコーポレーション アクソ アケボノ アゾニック アップスウィープ アディダス アブバカ アリソン・サイダー アリビオ アルパインスター アルピナ アルマイト アルミニウム アルミニウム合金 アンソン・ウェリントン アン・キャロリーヌ・ショソン E13 イーストン イーヴィル イエティ ITA規格ノーマルサイズ 井手川直樹 Irina Kalentieva インスタントリリース インターテック インチ インディアンエアー インテグラルヘッド インデックスシフト インナーチューブ インフレーター インターナショナルスタンダード インターマックス インダストリーナイン インテンス インテンスタイヤシステム インパルス インフィニ インヴァート ウィーザピープル ウィッパーマン ウィリー ウィンドストッパー ウェーブローター ウェス ウェルゴ Wade Bootes ウェイン・ゴス ウォールライド ウッズバルブ ウルトラツアー ウェイド・シモンズ エアサスペンション エアスプリング エアターン エアロスポーク エクスターナルBB SRサンツアー SDG SPD-R Emmeline Ragot エラストマー Eric Carter エレベーテッドチェーンステイ エンデューロワールドシリーズ/2013年 エンデューロワールドシリーズ エンド金具 エンド幅 エンヴェ エイアンドエフ エクスペド エッジ エリック・ポーター エリート エルスワース オイルダンパー オーキッド オークリー オーストリッチ オーディナリー型 オーバーサイズ オーバーロックナット寸法 オールトラベル オールマウンテン(マルゾッキ) オールマウンテン 小笠原崇裕 オクタリンク オクタンワン オデッセイ オニール 鬼こぎ 小野寺健 折り畳み自転車 オルトリーブ オルベア オレンジ オリンピック か行▼ カーカス カーター・ホランド カート・ヴォレイス カートリッジBB カーリン・ダン Kyle Strait カシマコート カセットスプロケット カップアンドコーンBB カトリナ・ミラー Kamil Tatarkovic 完組ホイール カンチブレーキ カンチブレーキ台座 ガイドプーリー ガセット カイル・エベト カヤバ カルロ・ディエクマン カワシマサイクルサプライ カンパニョーロ ガン・リタ・ダール キックバック Guido Tschugg Kathy Pruitt キャットアイ キャリアダボ キャリパーブレーキ キャリパーブレーキ台座 キャットウォーク Cameron Zink Cameron McCaul キャリア キャンピング Qバイクス 逆ねじ キアラ・ビサロ キャットライク キャノンデール キャノンデール・ザカット(2006) ギャレス・デイヤー グッドリッジ クラウン クラック クランカー クランク クランク軸 クリート Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser クリフハンガー クリンチャータイヤ Claire Buchar Xアップ クロスカントリーオリンピック クロスカントリーバイク クロスカントリーマラソン Xバート クロスバイク クロムモリブデン鋼 グーフィースタンス グラインド グラブ グリップ Greg Minnaar クライン クラインプレシジョンBB クラブモデル クランクフリップ クリスキング クリス・ハットン クリフジャンプ クロスカントリー クロスマックス グラビティー グリス グリップシフト グレッグ・ワッツ 軽車両 ケーンクリーク 結晶粒度 Kelly McGarry ケンダ 原動機付自転車 ゲイリーフィッシャー Goran Jurica コア コイルサスペンション コースターブレーキ コーダ コーブ コーワ 国際自転車競技連合 コックス コナ・クランプ(2006) コラテック コルナゴ コンプレッションホイール コンポーネント ゴースト ゴールドラベル コナ コルサ コルドバ コロンバス コンチネンタル コントロールテック さ行▼ サーカス サーボウェーブ サーリー サイドウォール サイドバッグ サイロ サスペンションシートポスト サスペンションフォーク サスペンションポンプ サドルレール サドル サドルバッグ サピム Sabrina Jonnier Sam Hill Sam Pilgrim Sam Blenkinsop サルサ サンドマン サスペンションユニット サブ4ペダル サムシフター サリ・ヨーゲンセン サンタクルズ サンタクルズ・シンジケート(2012) サンツアー サンライン サンリングル Geof Gulevich Julien Absalon SID ジー ジー/M640系 Gee Atherton シーオッタークラシック シートアングル シートクランプ シートステイ シートチューブ シートチューブ長 シートポスト シートポストキャリア Geoff Kabush Jeremy Horgan-Kobelski 661 ジップ 自転車/交通に関する法規 自転車ツーリング 自転車の歴史 自転車道(道路交通法) シフトレバー シマノ シャーマン Justin Leov 車道 シャドウディレイラー 車両 ジャイアントジャパン Justin Havukainen Jared Graves シュモルケ 小径車 小児用の車 ショームス・マクグラス Sean Watson Jill Kintner シングルクラウン シングルトラック シンテイス ジープロード ジオメトリー 時効硬化 JIS規格ノーマルサイズ JIS規格BB 自転車 ジャックナイフ ジャックナイフターン ジャンプバイク ジュディー Julien Camellini ジロ シクロクロス シクロクロスバイク シディ シバー シフター シマノ/ディスクブレーキ シマノ/マウンテンバイクコンポーネント シュウィン シュワルベ ショーワ シンクロス シングルスピード シーオッタークラシック/2006年 シーオッタークラシック/2010年 ジェイミス ジェフ・レノスキー ジャイアント ジャイアントUSA(2006) ジャイアントファクトリーオフロードチーム(2011) ジャレッド・ランド ジャンプ技一覧 ジョエイ・ゴフ ジョン・コーワン ジョー・ブリーズ スイングアーム スーパーマン スーパーマンシートグラブ スーパーオーバーサイズ スー・ヘイウッド 末政実緒 スクエアテーパー スケートパーク 鈴木雷太 スタンドオーバーハイト ステアリングコラム Steve Peat ステンレス ストーク ストローク スネークバイト スパニッシュBB スプリング スポーク スラント角 スロープスタイルバイク スカレブ スコット スタンス ステム ストロングライト ストーンエッジ スバル・トレック(2012) スパイ スパイン スパンク スペシャライズド スペシャライズドレーシング(2012) スポルティーフ スミス スラム スリックタイヤ スレッド スロープスタイル Celine Gros セイント セイント/M800系 セイント/M810系 セイント/M820系 世界選手権大会 Cedric Gracia 720 セライタリア セラサンマルコ セレブ センタープルブレーキ センターリッジ センターロック Z2 Z1 セブン セミスリック セラロイヤル ソンブリオ ソフトテイル ソラ た行▼ ダートジャンパー ダートフリーク ターナー ターンダウン ダイナシス タイヤ Tyler McCaul ダウンヒルチューブ TAK21 竹谷賢二 Danny Hart たのしいやまみち ダブルダウンサイドテイルウィップ タラス Dan Atherton 鍛造 ダークサイクル ダートジャンプ 大規模自転車道 ダイヤモンドフレーム ダイレクトステム ダウンスイング ダウンヒル ダウンヒルコース ダウンヒルバイク ダンパー バーエンドコントローラー タイオガ タイテック タイム タイムトライアルバイク タイヤレバー タイラー・クラッセン タックス タックノーハンド タラ・リャネス タンゲ ダイアテック ダイネーゼ ダウンヒルレース ダニエル ダニカ・シュローター ダブルバックフリップ ダブルバテッド ダブルレバー ダレン・ベラクロス ダレン・ポコイ チェーン チェーンステイ チェーンデバイス チェーンホイール チェーンリング チタン チャージ チューブ チューブラータイヤ チューブレス チューブレスリム チューブス 調質 チキンウィング チタン合金 チューブレスタイヤ チューン ツーピースクランク ツーウェイリリース ツーリング ツーリングバイク ツバグラ ディズナ ティンカー・ウォーレス テーパーヘッド テーブルトップ テールライト デオーレ デオーレLX デオーレLX/M570系 デオーレLX/M580系 デオーレLX/T660系 デオーレXT デオーレXT/M750系 デオーレXT/M760系 デオーレXT/M770系 デオーレXT/M780系 デオーレ/M510系 デオーレ/M530系 デオーレ/M590系 デオーレ/M610系 デュアル テレスコピックサスペンション テンションプーリー テンションホイール DMR DT ディープリム ディスクハブ ディスクブレーキ ディレイラー デモンターブル デュアルコントロールレバー ティアグラ ティモ・プリッツェル テイルウィップ ディザスター ディスオーダー6 ディスクブレーキ台座 デイティー デイブ・ワトソン デュアルスラローム デュラエース デンジャーボーイ Dominik Raab 29er 東京サンエス 道路構造令 トーテム Tomas Slavik トーマス・ヴァンダーハム トーマス・フリシュクネヒト DOT Todd Wells トップチューブバッグ トップノーマル トライアスロンバイク トライアルバイク トランジション 888 トリプルクランク トルクスレンチ Tracey Hannah Tracy Moseley トレイルライド トレッド トレッキングバイク Troy Brosnan ドロップハンドル 泥除けダボ トップチューブ トピーク トボガン トマック トムソン トム・リッチー トライアル トライスポーツ トラックドライバー トラックバイク トラビス トラベル トランスファー トリガーシフター トルクス トルヴァティヴ トレイル トレック トレックワールドレーシング(2010) トレックワールドレーシング(2012) トロイリーデザインズ トロンド・ハンセン ドメイン ドラゴン ドロップオフ な行▼ ナイキ ナックナック ナッシング ニールス・ウィンドフェルト Nick Beer ニップル ニップル回し 日本マウンテンバイク協会 ニクソン ニコライ ニコラ・ヴィヨス ニナ・ゲール ヌークプルーフ Nathan Rennie ねじ 熱処理 ノースウェーブ ノースショア ノーハンド ノーフット ノーフットキャンキャン ノキアン ノルコ は行▼ パークツール バースト バースピン ハードテイル ハーフキャブ バームスライダー パールイズミ パイク 廃道 ハイドロフォーミング パイロット 発光ダイオード パナソニック パナレーサー バニーホップ180 バニーホップテイルウィップ バニーホップ360 ハブブレーキ パラレルプッシュリンク パレ那須 バレルロール パンク ハンドルバー バーテープ バッシュガード バテッドスポーク バネ下重量 ヴァネッサ・クイン ハイパードライブ ハドレー ハブ ハブスパナ ハブダイナモ ハロー ハンドプラント バックサイド バックスウィープ バックフリップ バテッド バニーホップ バニーホップロックウォーク バンズ ピーク ヒールクリッカー ピボタル ビーチクルーザー ビード BB下がり BBハイト ビンディングペダル ヒルクライム ビアンキ ファティー Fabien Barel ファットバイク Fionn Griffiths フィジーク Vブレーキ Filip Polc プーリー プーリーケージ フォーク 4X(マルゾッキ) フォークロスバイク フォーミュラ フォーアーム フォークロス 4Xプロツアー ふじてんリゾート 普通自転車 フックドエッジ フットプラント Brian Lopes ブラスニップル フラットバー フラットペダル ブラックスパイア プラペダル フリーコースターハブ フリーハブ フリーホイール フリーライドバイク フルボトム フレア ブレーキローター フレーム プレスフィットBB86 プレスフィットBB92 プレスフィット30 振れ取り 振れ取り台 Brendan Fairclough フレンチバルブ プロ フロート プロテック プロファイルレーシング Floriane Pugin Florian Vogel プロロゴ フロントキャリア フロントセンター フロントディレイラー フロントバッグ Bryn Atkinson ブレーキ ブレーキシュー ブレーキ台座 ブレーキパッド ブレーキホース ブレーキレバー ブレード ファイブテン ファン ファンファンシー フェイキー フェイキーマニュアル フェルト フォックスレーシングショックス フォーバーリンケージ フファニュ フリーライド フルサスペンション フルダイナミクス フレドリック・ケシアコフ フロントスプロケット フロントハブ フロントフリップ ブラック ブリコ ブルックリンマシンワークス ブレーキフルード ブロックタイヤ ペース 北京オリンピック ペグスパナ ペダル ペダルレンチ ヘッドショック ヘッドライト ヘッドアングル ヘッドチューブ ヘッドパーツ Benny Phillips ヘルメット Helen Gaskell ヘイズ ベル ベンダー ベンド ベン・ボイコ ホイール ホーザン ホープ Paul Basagoitia ホーン ポゴ ポゴ180 Jose Antonio Hermida 歩道 ポリプロピレン ボトルケージ ボトルケージ台座 ボビング ホシ ホッピング ホローグライド ホローテック ホローテックⅡ ボクサー ボクサーマウント ボトムブラケット ボトムブラケットシェル ボムシェル ボントレガー ま行▼ Marc Beaumont マーズ Martin Soderstrom マーベリック マーリン Mike Hopkins マウンテンバイク マクスル マグラ台座 マスターシリンダー Matti Lehikoinen マニュアル Manuel Fumic マヴィック Mary McConneloug マルチリリース マウンテンバイクチーム一覧 マウンテンバイク競技 マウンテンバイク選手一覧 マキシス マキシスMSC(2006) マグラ マッドタイヤ マニトウ マムアンドポップス マリン マリー・ヘレナ・プレモン マルクス・クラウスマン マルコウフ・ベルシトウド マルゾッキ マングース Mickael Deldycke Mickael Pascal Michal Marosi ミショー型 ミッドBB ミノウラ ミシュラン ミズタニ自転車 ムーツ メカニカルディスクブレーキ Melissa Buhl メット メリダ モノリンク モンスタークロス モアウッド モトクロスインターナショナル モラティ モンスターエナジー・スペシャライズド(2012) モンドレイカー モンベル や行▼ 焼きなまし 柳原康弘 Jana Horakova Yannick Granieri 山口孝徳 山本幸平 油圧式ブレーキ 油圧リムブレーキ UCIマウンテンバイクワールドカップ ユートピア Uブレーキ Julien Muller Jurg Meijer ユッチンソン ユリス 溶体化処理 Joost Wichman らわ行▼ ライザーバー Ryder Kasprick ライトスピード ラジアル組み ラス Rafael Alvarez De Lara Lucas ランドナーバー ライアン・リーチ ライズ ライトウェイ ライバル ラピッドファイヤープラス ランス・マクダーモット ランドナー リアエンド リアキャリア リアサスペンション リア三角 リアセンター リアディレイラー リアホイール Liam Killeen リーコン リーチ リーバ リクセンカウル リジッドバイク リバースアーチ リム リムテープ リムブレーキ リンク式サスペンションフォーク 輪行 輪行袋 リンスキー リアハブ リカンベント リジッドフォーク リッチ・ハウズマン リッチー リッチー・シュレイ リパック リベレーション リムセメント リリック ルークス ルディープロジェクト ルイガノ ルック ルックダウン ルックバック ルック車 Rachel Atherton レーザー レースフェイス レザイン レッドブルランページ レッドブルランページ/2013 レバー比 レフティー レフトドライブ レボシフト レンサル レアナ・ジェラード レイク レイノルズ レギュラースタンス レッド レッドブル レモン Roel Paulissen ローテック ロードバイク ローノーマル ローラーブレーキ Laurence Leboucher ロールアウト ロールバック ローロフ ロケット Roger Rinderknecht 路側帯 ロックウォーク ロックオン ロトワイルド ロイヤルレーシング ロッキーマウンテン ロッキーマウンテン・ビジネスオブジェクツ(2006) ロックアウト ロックショックス ロックタイト ロビー・ボードン ワールドカップ ワイドリンクデザイン ワイヤーカッター ワイヤードオン 180 ワンポイントファイブ ワンハンド 数字▼ 105 10速 15mmアクスル 180 1996年世界選手権大会 2005年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2005年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2005年ワールドカップ フォークロス 男子 2005年世界選手権大会 2006年NMBS クロスカントリー 2006年NMBS ダウンヒル 2006年アディダススロープスタイル 2006年クランクワークス 2006年ザ・ギャザリング 2006年ブラウン26トリックス 2006年リスボンダウンタウン 2006年レッドブルディストリクトライド 2006年ワールドカップ クロスカントリー 女子 2006年ワールドカップ クロスカントリー 男子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2006年ワールドカップ フォークロス 女子 2007年世界選手権大会 2008年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2009年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2011年レッドブルホーリーライド 2012年ワールドカップ ダウンヒル 男子 20mmアクスル 20インチ 24インチ 26インチ 27.5インチ 29+ 29er 29インチ 360 3Al-2.5Vチタン 4Xプロツアー 4X(マルゾッキ) 6000番系アルミニウム合金 650A 650B 650C 661 6Al-4Vチタン 700C 720 888 9速 アルファベット▼ Aaron Chase Aaron Gwin Adam Craig Adam Hauck Andreu Lacondeguy Andrew Neethling Andrew Shandro Anita Molcik Anneke Beerten ATA ATi AXライトネス BB30 BB386EVO BB90 BB95 BBハイト BBライト BB下がり Ben Travis Benny Phillips BL-M950 BR-M739 BR-M750 Brendan Fairclough Bryn Atkinson Cameron McCaul Cameron Zink Celine Gros CFRP Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser Claire Buchar CS-M770 CS-M771-10 Dan Atherton Danny Hart DCシューズ dkg DMR DNF DNS Dominik Raab DOT DT E13 EBC Emmeline Ragot Eric Carter ET ETA ETRTO Fabien Barel FC-M601-2 Ferdi Fasel FH-M950 Filip Polc Fionn Griffiths Florian Vogel Floriane Pugin FSA Gee Atherton Geoff Kabush Goran Jurica Greg Minnaar GT GTファクトリーレーシング(2012) Guido Tschugg Helen Gaskell HG HGチェーン HS33 IG IRC Irina Kalentieva ISCG ISIS ITA規格ノーマルサイズ Iビーム James Patterson Jana Horakova Jared Graves JD Swanguen Jeremy Horgan-Kobelski Jill Kintner JIS規格BB JIS規格ノーマルサイズ Johannes Fischbach Joost Wichman Jose Antonio Hermida Julien Absalon Julien Muller Jurg Meijer Justin Havukainen Jシリーズ K2 Kamil Tatarkovic Kathy Pruitt Kelly McGarry KHS Kyle Strait Laurence Leboucher LED Liam Killeen Manuel Fumic Marc Beaumont Martin Soderstrom Mary McConneloug Matti Lehikoinen MBUKサンタクルズ(2006) Melissa Buhl Michal Marosi Mickael Deldycke Mickael Pascal Mike Hopkins MRP MSC MSイーヴィルレーシング(2011) Nathan Rennie Nick Beer OCLV ODI OGK OLD PCD Qファクター R7 Rachel Atherton Rafael Alvarez De Lara Lucas RBデザイン RD-M772SGS Roel Paulissen Roger Rinderknecht Romain Saladini Ryder Kasprick Sabrina Jonnier Sam Blenkinsop Sam Hill Sam Pilgrim SDG Sean Watson SID SIS SL-M800 SLR SLX SLX/M660系 SLX/M670系 SPD SPD-SL SPV SRサンツアー ST-M775 Steve Peat STI TAK21 the Todd Wells Tomas Slavik TPC Tracey Hannah Tracy Moseley Troy Brosnan TSG TST5 Tyler McCaul UCI UCIマウンテンバイクワールドカップ UCIマウンテンバイクワールドカップ/2013年/ダウンヒル男子 URT UST Uターン Uブレーキ VPP Vブレーキ Wade Bootes WTB X.O XC(マルゾッキ) XTR XTR/M950系 XTR/M960系 XTR/M970系 XTR/M980系 Xアップ Xバート Xフュージョン Yannick Granieri YTインダストリーズ Z1 Z2 ZR9000 タグ 「こ」 トライアルバイク フランス ブランド 自転車用語
https://w.atwiki.jp/chaos-blade/pages/804.html
勇者 エリオ-由緒正しき勇者- 基本情報 フレーバーテキスト 未進化 + ++ 最終 セリフ集 参加イベント 参加ログインストーリー エキストラコンテンツ 基本情報 勇者 エリオ 勇者 エリオ+ 勇者 エリオ++ [正義]勇者 エリオ 能力値 能力値 能力値 能力値 スキル 勇者の奇跡 関連家臣 [魔王にしては普通?] 織田信長[風紀を乱す] 導師 木蓮 フレーバーテキスト 未進化 天狐族と争う最中、戦場へ現れた謎の少年。勇者を自称する彼はその場に居合わせた妖魔達を魔物と呼び、無差別攻撃を始めた。その実力は勇者を自称するだけの事はあり、突如現れた第三勢力により両軍はより一層苛烈な戦いを強いられる事となった「人間を戦争の道具に使うなんてとんでもない奴らだ!悪しき魔物め……この正義の刃で!って、あれ?僕の剣がないぞ!?」 + やがてエリオは元の世界でパーティーを組んでいたあひる魔法剣士のリタと再会する。当初、思い込みの激しいエリオはリタの事も魔物(エリオから見た(プレイヤー)陣営)に操られていると勘違いしてしまう。その後、幾度か刃を交えリタの必死の説得の甲斐もあり(プレイヤー)陣営を味方だと認識するも、自らの愛剣は見つからないままだった「人間と魔物が手を結ぶのも場合によってはありだ、僕達も最後には魔王軍と手を結んでいたしね」 ++ 妖魔界でも人間界でも無い別の世界よりこの地に降り立った勇者エリオ。その名は伊達ではなく、実際に高名な勇者の家系に生まれた正真正銘の勇者である。長い眠りより目覚めた魔王を倒すべく勇者の里を出るエリオ。旅の途中で出会った盗賊のヴァレッタ、格闘家の木蓮(モクレン)、剣士のリタらとパーティーを組むが、攻撃に偏重しすぎたバランスの悪い編成となっており、ここにエリオの性格が伺い知れる「とにかく火力を高めて効率良く魔物を倒し、経験を稼ぎ強くなる!これが僕の歩む勇者の道だ!」 最終 互いに争っていた人類と魔王軍が手を結ばねばならない程、突如現れた謎の軍勢は圧倒的な戦力を有していた。人類軍と魔王軍により結成された連合は善戦を続けるも、己の保身を狙った魔王の裏切りにより、軍勢は総崩れとなってしまう。滅びの細木より放たれた炎が容赦無く世界を焼き尽くす中、妖魔界に隠れ潜むとある賢者の手により、エリオを含むパーティメンバーのみが滅びゆく世界より救いだされる「認める事は出来ても割りきる事なんて出来ないよ、でも僕は勇者だ……この足が大地を踏みしめる限り、僕は世界を守り続ける」 セリフ集 マイページ(未進化) 魔物じゃなくて妖魔って言うのか、分かった、覚えておくよん?衣装棚を調べるのも勇者の仕事だよ?まずはこの世界の情報を集めないと……ありがとう、君の協力に感謝するリタが居るならあの二人も多分来てるはずなんだ、僕達は近くに居たからね マイページ(中途進化) この世界にはこの世界の勇者が居るはずなんだ、僕は裏方で頑張る事にするよん?ツボがあるのに調べない訳にはいかないよ僕の剣もきっと飛ばされて来たはずなんだ、微かに気配を感じるし全ての魔物が悪い奴じゃ無かったけど、基本的に理性すらない奴らばかりだったよ人間と人間じゃ無い存在が共に生活しているなんて驚きだよ今の僕には何が正義かの判断が出来ない、だから君の正義を信じる事にしてるんだ僕達の世界を焼き尽くした奴ら、一体奴らは何者なんだ……僕がもっと強ければ奴らを撃退出来たんだ、あんな悔しい思いは二度としたくないよ マイページ(最終進化) 元の世界か……戻る事が出来ればと思うけど、それ以前にもうあそこは……いいんだ、勇者は常に前を見ないと皆が心配しちゃうからね無くしてしまった剣の代わりだけど、この槍もなかなか使い勝手がいいねあと二人僕の仲間が来ているはずなんだ、何か情報があれば知らせてほしいあのライコウと言う女、あれが人間界の勇者なのか?僕の血がそう告げるんだ僕達の世界を焼き尽くした奴ら、一体奴らは何者なんだ……君も王様なんだろ?メダルを集めている王様に心当たりは無いかな、結構貯めてるんだ僕がもっと強ければ奴らを撃退出来たんだ、あんな悔しい思いは二度としたくないよ今の僕には何が正義かの判断が出来ない、だから君の正義を信じる事にしてるんだ僕の剣もきっと飛ばされて来たはずなんだ、微かに気配を感じるし バトル開始 長い戦いになりそうだ、魔力は温存しておこう奴ら強いぞ……きっと、大量の経験をくれるはず! 進軍時 食らえぇ!この槍も悪くないなどんな雑魚だって経験をくれるんだ、残さず狩るぞ!またか、本当にエンカウント率が高いんだな 参加イベント 三狐争乱-異邦者- 参加ログインストーリー [[]] エキストラコンテンツ +...
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/25127.html
ヴァイオレントトラジディ(ゔぁいおれんととらじでぃ) 概要 ヴァイオレントトラジディとは、渦巻く闇に敵を引き込み槍の奔流を作り出し串刺しにする秘技 Violent Tragedy=「暴力的な惨劇」 登場作品 + 目次 レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ レイズ 習得者 リタ・モルディオ 渦巻く闇に敵を引き込み槍の奔流を作り出し串刺しにする秘技 分類 秘技 属性 闇 HIT数 13 消費CC 16 性質 魔 基礎威力 1595 詠唱時間 2.80s 秘技 4連携目以降でヴァイオレントペインを発動すると変化 強化1 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化2 ダメージが10%上昇 強化3 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化4 ダメージが10%上昇 強化5 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化6 詠唱中にダメージ時、確率で即発動 リタのバーストリミッツ鏡装秘技。 通常のヴァイオレントペインのあと、更に足元から闇の槍を召喚し追撃、敵を打ち上げる。 拘束力は優秀だが、発生が少し遅めなので注意。 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ヴァイオレントペイン ▲ ネタ ▲